埋め草。
今年50歳になるおれはUKの最初の来日公演を見たラッキーな世代。
それからキング・クリムゾンに遡って、エイジアは苦笑しつつもまあ聴いた。
ウェットン・ソロやハケットの来日も見た。
だから昨年の1月31日、あの時の悲しみは、一生忘れることはないだろう、
と、思った。
昨年は、嫁に軽蔑され、ニルヴァーナやレッチリがいいとのたまう息子にも
笑われながら、ボックスを買いあさった。

そして、1年がたった。
悲しみって、時間がたつと癒えるものだということを悟った。

もちろん73・74年のクリムゾンは今でもブートを含めて大音量で聴く。
あざといベース・ラインも嫌いじゃない。
UKが思った以上にいいバンドだったということを悟りもした。
そのつながりで、ビル・ブルフォードやジェフ・バーリンにも手を出した。
アラン・ホールズワースの良さにも気付いた。
今度、デイブ・スチュワートが来日するらしいから、それにも行こうと思う。

ヘヴィメタやフュージョンも好きだけど、やっぱ、プログレおやじで良かった。