バイオリンやチェロや管が入ってるだけで「チェンバーロック」として紹介されてる盤やバンドが有ったりして、
うっかり騙されて聴いてみて非常に腹立たしい事があるが(近年の米や日本の所謂「ポストロック」以降のバンド等)
厳密な定義はたしかに難しいね。

ユニヴェルゼロの4thやヘンリーカウのウェスタンカルチャーが代表的な盤だと思うが、同じく黎明期のアールゾイや
プレザンの作品も、チェンバーロックの名盤とされるのに、プレザンなんかピアノ以外通常ロック編成だったりするからなぁ・・・

その特徴定義が室内楽的な楽器編成じゃないとすれば、よく言われる変拍子の多用以外じゃ何が有るかね?
不協和音や多声的アプローチや、対位法での立体的な構造とか?

カウの最終作は複数旋律とリズムが同時に入り乱れてて、何べん聴いても構造が判らないって愉しさが有るが、
その他のバンドの作品にもそういった特徴が当てはまるかと云えば、そうでもないしなぁ・・・