60年代はレコード会社のお偉いさんはロックなんてさっぱり分からなかったからとりあえずなんでも拾って出してた
何が流行るか決めてたのはリスナー側
んで70年代後半くらいからA&Rにロックに詳しい連中を雇うようになってそこからはそいつらが全て決めるようになった
誰と契約するのかどいつをプッシュするのか等々要するに会社側で市場を操作し始めた訳
んで産業がでかくなるにつれてA&R担当は元々音楽をやってた連中からビジネスが得意な連中に移り変わってそいつらは当然クビになりたくないから保守的になる
で何が起こったかっていうと何か一つ当たると他の会社も全部それに似た連中を作ってシーンを形成して稼ぐ方法
次に起こったのがカテゴリーの細分化をしてリスナーを分断して稼ぐ方法
まだレコード会社の力があった時代だからアーティストはやりたい事ができずに会社の言いなり
会社も良いアーティストを育てる方法なんか分からないからマーケティングギミックが全て
プッシュしたいアーティストに似た連中と契約を結んで飼い殺しにするなんてのも日常茶飯事の世界
気付けばロックなんてカテゴリーだけが残って中身は空っぽになってましたとさ