どかどか出てくるOO周年ボックス、スーパーデラックスエディションだが
買う気になれない。
自分に金があれば買うのかというと、いや実際には100マンでも200マンでも
お金はあるのだが、それでも欲しくならないというのは何故なのか。
たぶん途中のヴァージョンなんて聞いても最初だけで、気に入ってずっと聞くような
ヴァージョンはひとつの箱に1〜2トラックあればいい方だから、だろう。
あとは本当に興奮するのは今出ている世代の次の世代以降なのだろうということもある。
プログレ、ハードロック、ボウイー、パンク、ポストパンクの70/80年代こそ
自分にとってのホットスポットなんじゃないかな。
でもこの前のQUEEN IS DEAD箱は買わなかった。その前の2枚の方がずっと好きだから。

それにどうせなら700円とか1800くらいで知らなかった、しかし内容は素晴らしいという
ような盤を見つけて買う方が、遥かにイクサイティンなんだよ
結局はそのような狩り、スポーツあるいは一種の窃盗団的なスリルというものが裏にあってこそ
の「大成功」というものなわけで。
既に大成功して大金持ちのミュージシャンやレコード会社が出してくる中味そこそこである意味
予想できる範囲内のものを、彼らの言い値で買わせられるというのは、どうもいいように
操作されてるような気持ち悪さがあり、そのまま買っちゃあマヌケすぎはしませんか?という
感じがする。