神保町レンタルCD店「ジャニス」閉店で「タモリ倶楽部」“空耳アワー”存続の危機!?
                     株式会社 産経デジタル 2018/11/21 16:55
東京・神田神保町にあるレンタルCD店「ジャニス」が11月いっぱいで閉店することになった。
「空耳アワー」は洋楽の歌詞が聞きようによっては、まったく別の日本語に聞こえるというネタを、一風変わったビデオとともに紹介。著名人も投稿している人気コーナーだ。
 最近の投稿はマニアックなCDからのものも多く、確認用のCDをそろえるのも一苦労。
 それを支えていたのが、廃盤や希少盤などを豊富に揃えていたジャニスだった。
 番組スタッフは1回につき80〜100枚ほどCDを借りていたという。
「番組では、閉店を思いとどまらせようとADが土下座するシーンまで放送されましたが、
そんなネタまでしたくなるほどの大ピンチなのです。もはや若者は配信に移行しており、
“CD離れ”が著しいですが、その影響がこんなところにまで及んでいるということでしょう」
と放送関係者。

 オワコンメディアと化したCD。昨今のボックスセットの乱発には配信購入に抵抗
ある老人達が死に絶えないうちに稼げるだけ稼いでおこうというレコード業界の思惑
がある。およそ20年後にはLD同様、CDやDVDもブックオフでもジャンク扱い、
買取不可になるとみられている。