a momentary lapseのジャケはパイプベットを延々海辺かなたまで並べる。たぶん合成ではなく、
ヒプノシスだから本当に調達して並べたことだろう。Division Bellは版、国により手前オブジェも
背景の景色もがらりと変わり、それぞれ大きく印象が変わる。Endless Riverは内ジャケが妙に凝ってる。
Live,ベストは言わずもがな。何が言いたいかというと、ミュージシャンの意気込み以上に、意匠の
側が強い熱の入れ方をしている。つまりこのバンドに関わるのは名を上げるチャンスというのをデザイナー側が
熟知していて、ついに自己本位な暴走を始めたかにみえる。 盤の内容をくみ取る以上に彼らがここを最高の発表ステージとして
とうとう勇み足を始めたのかもしれない 以前のatomと牛、バタシー発電所、耳穴と水面とはずいぶん
内容とのニュアンス違う。