医師会は日本最強の圧力団体で政治家もいいなりで、東大法学部の事務次官だって
顎で使える我々はただ物の世界、神経の整理の世界だけを見て、あとは
アメリカの精神医学会の著作権で守られたマニュアルに沿って患者を分類し
投薬し製薬会社と利益を分け、尊敬される医師として生涯を全うすればよい。

という風なのは、一見正しいようで、実は健全なものの考え方を汚い言葉で
表現しただけのもののように思える。戦争で人々を殺し土地を得た大貴族の末裔が
イギリス風の優雅な文化を支える権威になっているように、そういうものは
実は大きくは否定してはならないものなのではないか。そう思うからだ。