479 :TOUSHI ◆VJDZSxq7HI :2009/07/10(金) 12:08:10 ID:P2sV1Nuw
日本人は「いい人」になりたがる人が多い。もっと言えば「誰からも嫌われたくない」と思っている。

日本人の国際政治がうまくいかないのも、日本人がいい人になりたがるから。
かつて植民地支配等が結局うまくいかず事実今に尾を引いているのも、日本人がいい人になりたがったからである。

中途半端に抑圧した者はいつまでも憎まれるが、声も出ないほどに痛めつけて収奪する者は
やがて慕われ尊敬されるようになるという事情についてはいまさらいうまでもないだろう。
いい人になりたがる日本人の代表は、活字の世界では左派メディアであり、インターネットではネトウヨだろう
ネトウヨのメッセージは、日本(自分)は嫌われる理由がなく、
好かれるはずである「いい人」であることを認めてください、ということである。
ネトウヨはアジア系外国人が嫌いだとネット上で公言するかもしれない。
しかし彼らはネットを離れると外国人に石を投げたりはしない。
アジア系外国人帰れのシュプレヒコールもしない。
そんなことをしたら世間から「嫌われる」ことを十分知っているからだ。
ネトウヨは周囲に嫌われる可能性があることはしたいとも感じないのである。

また「いい人」を演じようとすると、どうしても「迎合」や「なれ合い」や「つるみ」「群れ」を生み出す。
それが良い傾向ではないことは、このスレでも散々出尽くしていることだと思う。

日本はもっと「個人」を出していけるような社会にならなきゃいけない。

516 :名無しさんの主張:2009/07/11(土) 14:47:23 ID:???
いわゆる「毒舌」や「辛口」を売り物にしてる文化人や芸能人も、その多くはよくよく聞いてみると、
権力者や強者の側に立って弱者(やその味方をする人々)をこき下ろすような意見ばかりなんだよね。
結局、叩きやすいものしか叩かないっていうか。
叩きにくいものを叩くときは、オブラートに包んだような叩き方しかしないから、結局痛くもかゆくもない。
常に(相対的に)立場の弱い者だけが、痛い思いをするばかり…。