>>325

催眠(療法)が成功か失敗か?の基準として催眠にかかったか?かからなかった?
で判断するのがおる。実はこれはまったくのナンセンスや。
本当は、その後、症状が軽くなった状態がどれくらい継続したか否かで判断しないといけない。

エリクソンの研究をしとった学者にポール・ウオツラウィックちゅうおっさんが
おった。ベイトソンとかと一緒に研究しとったスタンフォードの医学部でも教えとった
偉いおっさんや。

このおっさんがある日オモロイことを考えた。それは、エリクソンの見立てと介入を
催眠を使わんでやったら心理療法として効くのか?ちゅう研究や。

で、これは "The Art of Change: Strategic Therapy and Hypnotherapy Without Trance ”
という本になっとる。タイトルの後半は、トランスを使わん催眠療法ちゅう内容や。
これは、コーヒの入っとらんコーヒーみたいな内容や www

で、催眠によるトランス状態を使わないで、見立てと介入で効果があったのか?
実は、それなりの効果があった。

つまり、催眠を使わないでもエリクソン風の見立てと介入がきちんとできれば、
心理療法としてそれなりの効果が期待できるというのが結論や。

で、あんまり大きな声では言えないが、この研究をパクったNLPの連中がおる。
だから、うまくパクったやつは催眠を使わんでもちゃんと見立てをして介入が
できれば、一定の効果が見込めるちゅうことになる。

ただし、幸いなことに日本でこんなことができるNLPの連中にはお目にかかったことがない
けどな www