愛好家らは災害時に役立てるには日ごろの訓練が重要だと、5月中旬から毎週2
回、決まった周波数で情報交換をしている。

 6月4日夜は、関東地方の愛好家を含む22人が参加した。岩手県陸前高田市の仮
設住宅から交信してきた男性には避難生活の現状を聞いた。

 構築メンバーの一人である野田尚紀さん(42)は「米国ではアマチュア無線の災
害時の役目を法的に明確化している。日本でも位置づけるべきだ」と話している。
(東野真和)