http://www.hamlife.jp/2015/05/22/jarl-rijikai-houkoku-22/
<会員からのクレームでヤマト運輸がQSLビューローからの発送を拒絶>JARL、「第22回理事会報告」をWebサイトに掲載

JARLニュース
一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は、さる5月16日に開催した第22回理事会の
報告をWebサイトの会員専用ページで公開した。その中で連盟のQSLビューロー(島根県出
雲市)からヤマト運輸を利用して会員に発送を行っていたQSLカードについて『一部会員か
ら同社への執拗なクレームにより、突如、同社から今月(平成27年5月)下旬発送分の引受
けを拒絶される事態になった』という報告などが掲載されている。なお閲覧はJARL会員の
みで、コールサインと登録したパスワードが必要となる。


 JARL Webの会員専用ページに掲載された「第22回理事会報告」によると、JARLのQSLビ
ューローが行っている会員向けQSLカード発送について、ヤマト運輸が突然"引き受け拒絶
"を行ったため、JARLは他社の配送システムへの変更を進めていることを明らかにし、
「今月のQSL転送に関する発送スケジュールに影響することのないよう鋭意対策を進めて
いる」「突然の配送システムの変更により、発送費用等の増大が避けられないが、新引き
受け会社との交渉などによりコスト削減の努力を続ける」と説明。また理事からは「一部
会員の行動で全会員に影響を与えてしまうことは許しがたい」などの発言があったことが
記されている。

 さらに平成26年度決算の監査において、監事から「ハムフェアの関連のアンテナ工事費
に異常値(予算)があったが、タワー工事業者と連盟の特定理事の軋轢によるもので、当該
理事にアマチュア無線フェスティバル実行委員を降りてもらうことで修復を図りたい」と
の説明と報告が行われたことや「会員、役員等の高齢化が進んでおり、若返りのために会
員増強には若い人を意識して進めるべき」という指摘が記載されている。

 詳細は下記関連リンクのJARL会員専用ページ(要ID、パスワード)からPDF形式で閲覧が
可能だ。