防災無線問題で“責任明確に”05月30日 19時28分nhk
周南市が進めている防災行政無線工事の設計ミスで、7560万円を追加で計上した問題で、木村市長は30日の会見で、「責任を明確にしたい」として、みずからの処分を検討していることを明らかにしました。
周南市では、再来年の4月の供用開始を目指し15億8000万円をかけて進めている防災行政無線の工事で、去年12月、設計ミスが見つかり、市は追加の工事費7560万円を盛り込んだ補正予算案を提出しています。
周南市の木村市長は30日の記者会見で、「工事の進捗が遅れ、市民には多大なご心配をおかけしている。発注者である市にも責任があると認識している」と述べました。
その上で、「最高責任者としてしかるべき時に責任を明確にしたい」として、みずからの処分を検討していることを明らかにしました。
補正予算案は31日の市議会で可決される見込みで、周南市は早急に必要な工事を始めることにしています。