資格が不要ということで、無線機そのものへの制限が厳しかった。
このため価格も高く、その上改造も難しかったのである。
車載機が売れたのに対してハンディ機はあまり売れなかったこと、
違法局が改造機で特定のチャンネルを独占し他の局の利用を妨害する
などしたため自由に利用できない状態になったこと、
電波使用料が掛かるようになったこと、など様々な要因により、
利用者は激減、メーカーも撤退した。

一時期は200万局に迫る勢いだったが、
特に電波使用料が必要になった1993(平成5)年あたりから
余り使っていない人たちの廃局が続き、2010(平成22)年3月末には
2万局少々とされている。
もはや、殆ど使われていないと言っても過言ではない。