こんばんは
毎度駄文を失礼します
CELPの送信側の解析をまとめました

(1) CELPモジュールから出力された138ビットは、18+23+43+54ビットとして別々に計算し、84+54ビットとして格納します(func_f82f)
(2) この84ビットの先頭18ビットと末尾23ビットを使ってパリティ演算(func_f5cb)をし、その結果を84ビットの前に4ビット、後ろに5ビット連結し、93ビットとします
(3) (2)の93ビットの後ろに0を8ビット付けた101ビットを、R=1/2, K=9の畳み込み演算をして、202ビットにします(func_f5ab)
(4) その202ビットと、(1)の54ビットを連結し、256ビットにします
(5) (4)をインターリーブします(func_f7ac)
(6) (5)を(1/2/4フレーム間)インターリーブします(func_f777/func_f721/func_f74c)

(1)にはconst.cの末尾にある "voice frame offset/voice frame bit position" が使われています
このテーブルがモジュールパラメータだとすると、このテーブルをFチャン仕様に再構成することが全てでは無いかと考えています

(以下妄想)
FチャンがM-CELPを採用するにあたって、何も実績が無いcodecをいきなり新規採用するとは考えにくいので、MCAデジタルでの実績を基に売り込んだんじゃ無いかな?
その際モジュール内部のロジックを弄っては元も子もないので、このテーブルと、フレーム間インターリーブ方式等の、モジュールパラメータだけを変更したか?
(妄想ここまで)

R=1/2, K=9の畳み込み演算というのが確定したので、総当り演算量はかなり減ったと思います
K=9というのが地獄ですが...