ハムバンド全体を頻繁にスイープして、いち早くDX局をゲットするには
最高のダイアル。特に6mのアップバータの親機として使っていたのでEスポ発生を探知する必要があり、
このダイアル無しでは運用が面倒なことになる。520のあの軽いダイアルでさえ
くるくるとコマのように回らず、アレレッと面食らった。511の良い点は他にも有り、AGCを切る
事が出来ないが、AFゲイン最大でRFゲインを最小の位置から上げていくと、やはり素晴らしく低音が出る
角度があり、それでJA1  Eの字 さんのH円派をI-FISSBの送信音を発見できた。もちろん
低周波アンプの結合Cを10倍くらいの容量に全て取り替えるのは JA1 P  さんの門下生としては
慣例行事であり、そのおかげであの7mhzの帝王のハイファイ音に、ある日突然、遭遇し、次元の
異なる低音の出方に肝を冷やした。トリオの511とはそういうリグだった。