https://www.icom.co.jp/beacon/backnumber/electronics/001.html

「アマチュア無線大国」の下地となった新免許制度
遅れて再開されたアマチュア無線制度だが、現JARLの原昌三会長(JA1AN)は、
制定された免許制度について「この国家試験制度は世界的にも画期的なもの」と
評価している。それはCW通信のできるクラスを1級とし、CWができなくても
音声のみの通信ができるクラスを2級として許可したことである。これが
アマチュア無線に入門しやすくし、後に日本が世界1の「アマチュア無線大国」に
なる下地となった。そしてエレクトロニクスに興味を持つ若者を育てるきっかけとなり、
今日のハイテク国家としての地位を築いていったのである。