すぐれたSDRにフロントエンドは不要です。 そもそもSDRとはソフトウェアで全部解決するので当たり前でした。
たとへばSunSDR2 Proにはいちおう受信用分割BPFは入っているようですが、
こんな小さな筐体に、どでかいバリコンやコイルや水晶なんか入れられるわけがない、 ソフトウェア的に奈落の底にバッサリ蹴り落とします。
このことは先年行われた3B7Aペディでのマルチバンドハイパワー同時運用で
無問題だったことで証明されています。
わたくしの持つRedPitayaトランシーバも同様、受信BPFやプリセレなど、
フロントエンドのたぐいは一切入っていないハダカですが、
1kHzお隣さんの信号とは断崖絶壁の無関係、
バンドに存在する住人は全員がひとりぼっち、
都会の孤独なアパートのごとく、互いに干渉することは一切ありません。 
さらには同じ部屋の400Hz内に居ても無言の家庭内別居であり、
ふたつの信号が混ざることはありません。
このことは3kHz内でごった返すFT8モードにおいて、
IC-7200よりもRedPitayaSDRのほうがデコード能がすぐれていることでも解ります。
ただし、フロントエンドが不要なのは、あくまでも「すぐれたSDR」であって、
ふつうのSDRでは旧来どおりパンツやシャツは必要です。

・・・大艦巨砲主義の時代は終わりました。

八重洲さんにおかれても、どえらい苦労してVCでカリカリチューンの
18ビットADCハイブリッドSDR技術なんて言ってないで、
SunSDRから中身買ってきて使いやすい
FT-1000MPのハコに入れてくれたら30万円くらいで日本製のナイスSDRができたのになー、と残念で居ります。
3Dスペアナなんか実装してどうするんだろう。wwwww