>>272
静寂な光に満ちた世界。
死んでいく星もあれば、生まれてくる星もある。
そうだ宇宙は生きているのだ。
我々の太陽を含む大銀河系もまた生命に満ち溢れているのだ。
しかし我々の地球は、今、その最期の終末の時を迎えようとしていた。
海は蒸発しつくし、地上の全生命は死滅した。
人類は僅かにその生存圏を地下に求めてほそぼそと生き延びているのだった。
その地球をあざ笑いながら冷酷に見ている目が宇宙にある。
わが銀河系を隔たること14万8000光年大マゼラン雲の太陽系三山。
その第8番惑星ガミラスこそ今、地球を滅亡に追いやろうとしている悪魔の星なのだ!