■ 漫画
桂三枝の上方落語へいらっしゃ~い! (ヨシモトブックス)
2010/12/25発売、980円、ワニブックス

落語家、タレント、司会者として幅広く活躍する桂三枝の半生を描いたマンガ。
作画の高井は「総務部総務課山口六平太」などの作品で知られており、昭和の香りが色濃く残る三枝のエピソードを味わい深く描いている。
主人公の河村静也(のちの桂三枝)は、大学を中退して桂小文枝(のちの文枝)に弟子入り。
つらい修行、厳しい現実を知った初舞台、ラジオ「ヤングタウン」のチャンス、ギャグの考案など、一筋縄ではいかない経験を乗り越え桂三枝として成長していく。
そんな彼がたどり着いた道は創作落語。
しかし、文化庁芸術祭演芸部門大賞、紫綬褒章受章など輝かしい経歴を手にするまでには、さらなる苦労が待ち構えていた。

マンガの中には、桂春團治、桂枝雀、横山やすし・西川きよしなどの大御所も登場。帯を書いた立川談志との心温まるエピソードも描かれている。
12月24日14時からは、大阪・ジュンク堂書店千日前店にて桂三枝が「発売記念サイン&握手会」を開催。

>>15に書き込みがある、『コミックヨシモト』で7話まで連載されたものに追加して単行本化