>>676
確かにね、先代の三平落語はダメダメだったけど、芸人としては一流だったよ
古典落語至上主義だった圓生は三平馬鹿にして、嫌いぬいていたけど、大師匠の文楽は三平の芸って言っていいのかあれだけど、かなり評価していたし
談志も芸人としての三平については、一時浪曲に食われかけていた落語人気を盛り上げて、寄席の灯が消えかけていたのを救ったのは三平って言ってる
談志の場合はそれ以上に香葉子夫人をぼろ糞に言っていたけど
三平は自分の芸を良く分っていて、独演会やホール中心の圓生とは違ってあくまでも寄席中心に活動して、寄席に随分客を呼んだ事は事実
圓生が落語協会を出るとき、評判が最悪だった先代の圓蔵を誘ったのも当時売れっ子だった月の家圓鏡と三平一門が欲しかったから
三平一門が加わっていたら、あるいは三遊協会は成功したとも言われているよ
だからこそ先代小さんは死んだ三平を徳として、箸にも棒にも掛らないようなこぶ平を無理に無理を重ねて真打にした訳で

今の林家兄弟のあり様は先代の顔に泥を塗るも同然、確かに当人達の愚かさ、勘違いあるだろうけど、一番悪いのは香葉子だと思う