>>605
 デスク トヨタ自動車は豊田章男社長(61)が続投するね。

 B 豊田章男社長は就任から9年目を迎えたが、引き続きかじ取りを担う。まだ61歳と若く、すぐに次がどうこうという状況ではない。
 ただ企業にとってリーダーを育てることも大きな経営課題だ。16年春に車のタイプ別に社内カンパニー制を導入するなど
リーダーシップを持った人材の育成に力を入れている。
 デスク 実際に誰がどのように経営をかじ取りするのか。ミツカングループの人事も注目だね。

 C ミツカンのホールディングス(HD)社長とグループ最高執行責任者(COO)は16年5月以降、「空席」という状態が続いていた。
このミツカングループのCOOに先月、創業家出身ではない結城幸一取締役(43、肩書は当時)が就いた。
 空席だったときはHD専務で創業家の中埜聖子氏(38)が議長を務める常務会がCOOの役割を代替していた。
常務会による集団運営体制は知恵を出し合える利点があるのかもしれないが、1人が業務執行の最高責任を負ったほうがスピード感は出る。
結城氏に白羽の矢が立ったのは「創業家が一歩退いた立場で役割を一部分担する」との見方もあるようだ。