先週の演芸図鑑 需要があるかわからないけどざっくり。
小:小三治師匠 正:落語小学生じゃなくて正蔵師匠

正:師匠をゲストにお呼びしたいとスタッフにお願いしていました。夢が叶いました。
小:正蔵師匠に是非お会いしたいとスタッフにお願いしていた。夢が叶いました
(オウム返しに苦笑する正蔵)

小:(少し間) 何か質問があるんですか?
正:どうして落語家になられたんですか
小:これ、放送時間短いんでしょ 5分とか10分とか
正:延長させます なんなら特番にします
小:そうはいかないよ 短い時間で週刊誌の不倫の話みたいなことを聞かないでもらいたい
もう語り尽くしてきて底をついてしまった 今急に聞かれても思い出すのに時間がかかるよ
(苦笑する正蔵)

正:じゃあ違う質問を。以前池袋の楽屋で、日によって違う登場人物に会うのが楽しいという話をしていただいた。
小:同じ与太郎を演じても日によってタイプが違う。意識して演じ分けてはいない。自分の声が発した、その日なりの人物に出会うのが楽しい、そんな話をしましたね。

(ここ、もっとじっくり語っておられました。その間、正蔵師匠の真剣に聞いてますアピール顔(`・ω・´)がわざとらしくて笑えました)

正:心に残ったお言葉でした
正:どうしたらもっと落語が上手くなりますか
小:上手くなろうと思わないことです。ああそう君いつも上手くやろうとしてるね。もっと下手でいいの
小:普通の声でやんなさい 自分の心の声で。マンガみたいに大げさな「与太郎だぁ!」じゃなく、普通の声で上下切る間にパッと人物を切り替える。

小:方法論はいくらもあるがまずその人物になりきること。その人物がどう絡み合うかで話が面白くなるんじゃないの でもなかなかうまくいかないねー
正:師匠でもですか
小:あたりまえだよ 君より長くやってるだけだよ 尊敬や憧れはいいけど自分と同じ仲間だと思え 同列にいるの
小:如何に与太郎は与太郎らしくなるか考えてやってれば上手くなる
小:あの人より上いこうなんて思っちゃダメ 上も下もない 君は君なんだから自分らしくね