志ん朝師匠のが不発とって、寄席のワリなんて小遣いにもならないようなものだったろうが、
寄席の高座を大事にしてたよね。浅めの出でもキチンと笑いを取って、ゾロっぺいにやり過ごした事なんて見た事なかった。
取りを取った時の噺はどれも良かったな。
当時は、寄席の人気がなくて最前列真ん中でかぶりついて聴くこともできた。
そんな時は、お座敷で一流芸人を呼ぶお大尽気分を想像したもんだ。