松王丸が桜丸と小太郎のどちらをより不憫に思うかなんて考えは無いな
新白鸚は以前に桜丸が不憫で〜のくだりで倅と口走るアドリブを入れて不評だった
小太郎が立派に主筋の身代わりなったのは喜ぶべきこと、しかし本音は息子の死は当然悲しい
忠節を尽くすことが出来ず無念の切腹をした弟を思い号泣しているが、同時に表立って泣くことは出来ない息子の死を重ねて悲しんでいるのがこの芝居の肝でしょ