上方落語
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>>414
上方の場合はそれが常識です。
協会は単なる親睦団体で所属事務所の方が実権を持ってる。
それは四天王の頃からずっとそうでした。
何をするにも会社の顔色を見ながらしかできない。
だから会社と対等に話が出来た六代文枝が会長だったからこそ繁昌亭が実現した。
あれは会社に大目に見てもらってるものですからね。 吉本に感謝、松竹に感謝、米事務所に感謝。この気持ちが大切
最近の若手にはどうも感謝の念が足りない輩がいるね >>420
そのほか個人事業主的な落語家も有名どころに多数。 独裁者の林正之助でも芸人に最後は感謝した、だから芸人もゴミ会社や鬼畜や言うても互いに感謝する
最近は雇われ経営者の分際で調子に乗っとる 修行せずに芸の継承を放棄した吉本の昨今の非噺家芸人に
感謝の感情なんかあるかよ
吉本が跋扈する関西では落語界は芸能会社と一線を引かないと 今の吉本は中身完全に東京の企業だろ。大崎洋なんか鎌倉に家を建てて大喜びしてるし。 東京は一門に入って協会に所属していないと
芸人でも寄席に出られない
寄席で修行しない芸人はいっときテレビで売れても淘汰される 繁昌亭と喜楽館って一応協会員しか出られないんだよね
非協会員でソコソコ売れてる人が南光と文我くらいしかいないからあんまり実感ないけど >>428
厳密に言うと協会の番組編成委員会が番組を決めてる「昼席」には協会員しか出れない。
但し、色物とたまたま大阪で仕事がある東京の噺家のみが一日だけゲスト出演の場合がある。
繁昌亭の夜席は協会員が個人的に借りて自主興行をする場合と繁昌亭独自のプログラムもあるが、そこへは非協会員がゲスト出演できる。しかし、トリは原則協会員がとることになってる。
喜楽館は地元NPO法人が運営していて「昼席」は協会が番組を提供している。「夜席」は基本的に落語に限らず、幅広く貸し出している貸しホールだから非会員でも自由に使用できる。
非協会員・南光、南天、雀々、優々、文我、まん我、紅雀、千朝、宗助
文我以外は繁昌亭の夜には出たことがあるけど、文我は未だかつて一回も出たことがない。 宗助はんはちゃんとした専業の噺家では唯一、脱退じゃなくてそもそも未加入
理由は知らん >>430
その理由は、枝雀一門、朝丸一門脱退騒動の前の話しで、先代文枝(当時小文枝)が
会長を退任するにあたり、会長選挙で米朝が選ばれた。しかし当時すでに米朝は「相談役」に
退いていて、協会とは距離を置いていた。「何で今更」ということで会長を蹴った。
そこで米朝一門は「もう新弟子を協会には入れんとこ」という申し合わせをしたそうです。
その時まだ修行中だった、団朝と宗助は未加入となった訳ですね。団朝は繁昌亭が出来る少し前に
自ら加入を申し込んで承認されました。しかし、宗助はいわゆる文我一座の一人ですので
文我と同じ考えで協会には入りません。
この新弟子未加入の申し合わせもアバウトで、先代歌之助や吉朝はどちらかといえば
協会寄りですので新弟子を加入させていました。
もちろん、枝雀、朝丸は新弟子は入れませんそして脱退ということですね。
その後、ざこば一門、枝雀一門の一部が復帰してこの申し合わせも無くなって、
米朝一門の新弟子は協会に入っています。 南光(べかこ)、ざこばは、三枝アレルギーで一線を引いていたけど
ざこばは芸歴の意地があっても「三枝くん」「三枝さん」「文枝会長」と
段々軟化していったが、南光は意固地だね 南天は前会長や協会には批判的だが
繁昌亭での会(朝・夜席)に呼ばれれば
ホイホイ出る節操無し。 >>433
春蝶と比べたらかわいらしいもんやないか 日曜の動楽亭昼席、染雀さんと文之助さんは好きだけど他の人はどうかな?当たり?
桂 米輝
桂 ひろば
林家 染雀
笑福亭 伯枝
−仲入−
笑福亭 生喬
桂 文之助 >>436
当たりどころの騒ぎじゃない。これは行かねば後悔すると思う。 〈予選第3夜〉
4月15日(月)よる6時30分より
桂三幸「二つの未来」
桂雀太「まんじゅう怖い」
林家染吉「猫定」
笑福亭呂好「勘定板」
月亭八斗「祝福の嵐」
桂あおば「替わり目」
桂華紋「阿弥陀池」
露の瑞「あくびの稽古」
森乃阿久太「鯉盗人」
桂鹿えもん「平林」
〈予選第4夜〉
4月22日(月)よる6時30分より
笑福亭べ瓶「地蔵の散髪」
桂三四郎「かずとも」
桂小鯛「看板の一」
桂治門「茶の湯」
桂寅之輔「眼鏡屋盗人」
月亭天使「ワレタルヲシル」
林家染八「太鼓腹」
桂恩狸「愛犬ランラン」
笑福亭智丸「天狗さし」
露の棗「蛇含草」
誰が決勝行くかな? 〈予選第3夜〉
4月15日(月)よる6時30分より
桂三幸「二つの未来」
桂雀太「まんじゅう怖い」
林家染吉「猫定」
笑福亭呂好「勘定板」
月亭八斗「祝福の嵐」
桂あおば「替わり目」
桂華紋「阿弥陀池」
露の瑞「あくびの稽古」
森乃阿久太「鯉盗人」
桂鹿えもん「平林」
〈予選第4夜〉
4月22日(月)よる6時30分より
笑福亭べ瓶「地蔵の散髪」
桂三四郎「かずとも」
桂小鯛「看板の一」
桂治門「茶の湯」
桂寅之輔「眼鏡屋盗人」
月亭天使「ワレタルヲシル」
林家染八「太鼓腹」
桂恩狸「愛犬ランラン」
笑福亭智丸「天狗さし」
露の棗「蛇含草」
誰が決勝行くかな? >>440
月亭八斗は秋田すみます芸人になって「きり亭たん方」と改名して秋田に行ったから。
不参加ですよ。
しかし吉本は何で修行中の若手噺家を地方へやってしまうんかな?
噺家は他のお笑い芸人と違って、常時、諸先輩の噺を直に触れて仲間と切磋琢磨しながら修行してこそ落語は上達するんやけどなあ >>441
今の吉本にそんなこと考えてる奴なんかおらんやろ 吉本にとって落語家はお笑い芸人と同列の商品でしかないということだろ
だからろくすっぽ落語もやらない三枝や前科者のきん枝なんかに立派な名跡をやってしまう
あいつらのせいでどれだけ上方落語が混迷したかわからんよ 伯枝さん、中トリで出てきたのに時間全部使って入院中の体験談だけ話して落語せずに降りちゃった
ガン闘病中らしいけど体力的に落語難しいのかな >>431
>会長を退任するにあたり、会長選挙で米朝が選ばれた。しかし当時すでに米朝は「相談役」に
>退いていて、協会とは距離を置いていた。「何で今更」ということで会長を蹴った。
>そこで米朝一門は「もう新弟子を協会には入れんとこ」という申し合わせをしたそうです。
これがよう分からん。他の一門の協会員が「何で相談役が今更」とケチをつけたんか?
米朝が自分で「ワシはやらんで」って言って弟子どもが「新弟子入れんとこ」になるんやったら、始めから協会と喧嘩する気満々で協会は何も悪くないってことになるけど いや協会側が悪いよ。米朝師は常に間違った事しない人だしね >>445
他の一門がケチ付けたんではありません。
ケチ付けたなら何で米朝が選挙でえらばれるんですか?
米朝が「何で相談役が会長になるんや、わしはやらへん」と蹴ったんです。
その選挙の時でさえ米朝仕事で欠席してた。
後に文枝が米朝に直に会って説得したけどダメでした。 >>445
喧嘩を売るというより新弟子を入れないことによって
協会と距離を置きたいという事です。
当時は「米朝事務所我が世の春」でしたからね。
互いに事業形態を落語会開催を主としているので
協会とは距離を置きたかったと思いますよ。 >>446
悪いこと何もしとらん
百歩譲って米朝が会長を蹴るのはありでも、それで弟子が出ていくってのが意味分からんわ、頭狂っとる
弟子も米朝を会長に選びたなかったんなら仕方ないが、じゃあその時弟子は誰に投票したんや
もし米朝になら、弟子はキチガイか統失やで 米朝さんって人間国宝に選ばれる前から四天王の中でも別格みたいな扱いだったの? 六代目が無茶が祟ってあんなになってからはリーダー格だったよ
個人的には四天王と染丸五郎兵衛はそれぞれに違う値打ちのある存在だと思うが、一人代表をとなるとやっぱり米朝だろう そいや文我が元松朝を偲んでって落語会やったそうだが、
昨年秋に97歳で存命なことが確認されているので、ちょうど松之助と同じような時期に亡くなったのか 枕ばかり長いどこかの誰かと違って俺は国宝だと威張り散らす風でもなかったしな 米朝の門下に福團治みたいな高弟が一人いるだけでも違ったんやろなあ
長男は年の近い貰い子で影が薄く、次男は滅茶苦茶な放蕩者、三男は躁鬱で豆腐メンタル、四男は… 米朝の弟子はどういうわけか異端児ばっかり大物になって正当後継者が育たなかったね
吉朝が限りなくそれに近かったが、残念ながら早逝してしまったし
あとの方に取った弟子達は米朝落語を踏襲してはいるけど実力が追い付いてない印象
文枝一門もそんな感じかな 福團治が特別なだけで、四天王の高弟はどいつもこいつも師匠に似てない
絶対に勝てない事が身を持ってわかってたからか? 枝雀もざこばも最初は一度聞いただけで誰の弟子か分かるくらい米朝そっくりだったらしいな
初期の高座見たことないけど 福團治みたいな、上方落語でもめずらしい暗い陰気な人物を
何をあり難がっているいるのか
笑いの無い人情噺「薮入り」を繰言みたいやっている
弟子の息子や亡くなったメガネなど変人しか門下にいない 他にいないから大事なんだよ
エセ團治より得難い存在だと俺は信じるがね 小春団治が先代春団治一門の落語会に
春蝶も出るてラジオで言うてはったわ
なんで出すねん
春団治一門にはああいうのが出てくる土壌でもあるんか 四天王で誰の弟子が一番怖いかと考えたら春團治だし
六代目も怖いが多少の事で破門にはならないしあーちゃんがバランス取ってくれるからな
あの門下にいると精神が歪むんだろう 雀三郎さんのらくだ良かった〜
今らくだやったらあの人が一番じゃ無かろうか >>463
そうやね、米朝系のあっさりしてる割に緻密な「らくだ」は雀さんが一番だと思う。
笑福亭だったら鶴志のが捨てがたいな。でも先代松喬が一番やったな。
意外かもしれないけど、先代小染が一番六代目の「らくだ」に近かったよ。
笑福亭直門の弟子がまだやってなかった頃。六代目から直にアドバイスしてもらってたから。 >>453
>>205で触れてるのが阪本俊夫氏かな
ということはここ一ヶ月くらいの話で、弟弟子の死がショックだったんかも
ご冥福をお祈りします >>462
春團治ってそんな怖かったんだ
なんか意外だな
米朝も晩年は百年目に出てくる旦那みたいなイメージだったけど若い頃は弟子に鉄拳振るったりしてたらしいね >>467
手が出たのは松鶴と文枝。
きん枝の小文枝など稽古の時に物差しでシバかれてた。
ある時はブリキのごみ箱をほり投げられたそうや。
米朝、春団治は手は出さないけど言葉の暴力がキツかったらしい。
米朝は落語に関して妥協を許さなかったのに対し、
春団治は日頃の行いや立ち振る舞いにうるさかったらしい。
だからその反動で年季明けてから素行の悪い奴が出てきたんやな。
今の春蝶や辞めた春彦なんか暴力事件おこしてる。 松鶴は手も出したし、言葉の暴力もすごかった。
しかし一番弟子から愛されてた師匠でもあった。
「笑福亭の捨て育ち」「来る者は拒まず、去る者は追わず」
円笑みたいな中年からの入門者や小学生などの子供から女流まで
いろんな弟子が居てた。女流なんか都やあやめ以前に何人も居てたけど皆辞めた。
辞めた弟子の数は他の四天王の3倍ぐらい居てたんと違うかな。 桂文之助さんってあんなに上手いのにまだ弟子いないんですね
ああ見えて厳しくて誰も修行乗り越えられなかったのかな
もし弟子取ってないならすごく勿体ない 上手いのと教える能力は別問題だ
四天王達は師匠が死んだ後は廃業した得体のしれないセコ連中から古典を教わって引き継いだんだぞ 得体のしれないセコとはなんだ
文團治師匠や圓都師匠をなめるでない >>471
言い過ぎや。その先達がおったから今の上方落語がある。 >>473
そんな事くらい分かってる
上手いかどうかと教える能力は別だって話だろ >>468
>辞めた春彦
えっ、そうなの?
復帰して松竹芸能には戻ったが、
協会へは戻らなかったと記憶してた。 >>475
春彦と貴春な。
破門されたり復帰したりを繰り返して、今は消息不明。 >>467
米朝師匠の直弟子は誰一人として廃業していない、と米二師匠が言ってました。 >>474
戦後、ほとんど滅んだに等しくて廃業したり他の芸に転向していた古老たちに教えを乞うた。そこらへんは上方落語の歴史みたいな本には必ず出てるでしょ。 >>478
だからそれと古老達の腕になんの関係があるんだ
廃業したんだから腕は推して知るべきだが、それは古典を四天王に伝えた功績に傷をつけるものではない
お前はなにか誤解してるようだが、俺は古老を評価する立場にある 戦後直後から60年代の黄金期の名人の音源がたくさん残ってる江戸落語に比べ
上方はあまりに貧弱だ
五代目の松鶴の楽語荘の音源が皆無なのがもったいなさすぎる
直接的間接的に吉本に廃業に追い込まれた噺家が
放送局にも音源が残せなかったというのは
吉本の犯罪ですらある よく誤解されてるが漫才と吉本が落語を衰退させたのではなく、落語が勝手に衰退してできた隙に漫才と吉本が入り込んだ
時系列の認識はしっかり そうだとして吉本が漫才ばかり可愛がって落語を顧みずに追い詰めた事実は消せない
吉本の回し者みたいなことを抜かすな 衰退したまま庶民の娯楽に戻って来ない上方講談や完全に滅んだ上方歌舞伎なんかを考えると
一時的な衰退で済んだだけありがたいと思わなきゃ >>457
高弟は年齢的に師匠と活動時期が重複する期間が長いから、単純に芸人の営業戦略として、別路線に行かざるをえないんじゃないかな >>480
江戸の志ん生、文楽、三木助、圓生、正蔵、小さんなど収録というスタイルになったから残ってる。
上方の場合はそれ以前に皆無くなってしまったから残っていない。
唯一二代目春団治のライヴ録音が10本残ってるのが奇跡に近い。
初代春団治、五代目松鶴、二代目花橘はSPレコードが豊富に残ってる。
四代目米團治に至っては「親子茶屋」しか音源が無い、それも出来が悪いので長年米朝米之助が相談して
世間に出してなかったのを、三十三回忌の時に封印を解いたので世間に出た。
四代目文枝や福松(文の家かしく)は全くないのに対し、橘ノ圓都や四代目文団治は長生きしたおかげでライヴが残ってる。
特に圓都の音源がNHKや朝日放送には豊富にある。
しかし江戸でも文楽、志ん生、の全盛期の録音が残っていない。
上方の場合四天王でも六代目松鶴ですら元気な頃の、たて弁が鮮やかだった頃の録音が
皆無に近いぐらい残っていない。 吹き込まれたけど戦争やらなにやらで現存しないって音源も結構ある
浪曲の世界ではあるあるの一つだそうな >>486
先代米団治の音源は新日本放送(毎日放送)に残っていて
それを先代の遺族に寄贈したら
遺族が聴きすぎて状態が最悪になったんじゃなかったっけ
それが今あるとされる音源だから出来不出来以前に
状態が悪いんだわ >>488
録音状態が悪いのもあるけど、やはり時間内に収めるために
早口になって走ってる。「こんなんが米團治かと思られるのがいややったので
米之助君とも相談の上封印した」と米團治追善の時に米朝師が語ってた。
「うちの師匠は間をもって語り込む芸風やった」とも言っていた。 >>487
落語は速記でもあれば大体で演じられるけど
浪曲は大変だな… >>490
大看板は作られた枚数も多いからいくらでも出てくるけど、ギリギリ吹き込んでもらえるレベルは本当にないそうな
映画のフィルムみたいに現存しないはずのをコレクターが隠し持ってる例もあるみたいだから、落語もある日古物商がひょいと見つけ出すかもね >>482
そうだとしたら滅ぼしたのは吉本ではないだろうw
悪いのは吉本よりも尻馬に乗った当時のファンだな
橋下の文楽叩きに乗っかった連中も同類 今のアラフォーからアラフィフくらいの中堅どころで上手い人教えて
あんまり数は見てないけど桂吉弥、桂よね吉、笑福亭たま、笑福亭生喬、林家染雀は面白くて印象に残った
上方も上手い人は多いんだけどね、メディアからは吉弥くらいしか取り上げられなくて大看板がいないのが残念だね >>492
どう言い訳をこねても吉本が悪いという一点は変えられないんだからいい加減諦めろ >>483
松嶋屋や成駒家を上方だと認めないことはともかく、竹三郎さんがまだいるんだから滅びてはいない 若手では三四郎、べ瓶忘れちゃ困る
東京でも人気、実力があり上方落語普及の希望的存在のツートップ 安倍がなんば花月に出たらしいが
新花月が残ってたらそっちにも出て欲しかったね
都家文雄みたいに客から舞台引き摺り下ろされて
袋叩きになってただろうね >>496
米紫、由瓶の押し出しの強さだけのパワー系は苦手だな
汗かきの熱演は見苦しい >>499
> 米紫、由瓶の押し出しの強さだけのパワー系は苦手だな
あれはパワー系というより何時でも一本調子でただ力んで空回りしてるだけだ。 そこなんだよなあ
上方では大声で押しの強いやつが
うまいと勘違いされやすい
そうじゃないのは下手にひと括りにされる
上方のお笑いの歪なところだ >>500
米紫の「まめだ」、由瓶の「杵屋徳兵衛」とか聴いたことある? >>502
まめだ、たちぎれ線香はいくら米朝一門でも演じられる人は限られているよ
大師匠ざこばの文七元結もかなり違和感があったが
米紫には品がないのでまめだは、無理だろ >>503
聴いて良かったから書いているのだ。一度聴いてから文句を言え。 ざこばの文七元結は落ち着きと溜めがなくて
とっちらかってうんざり 上方に文七元結を演じられる人はいない
芝浜も何人か移植して演じてるけど東京の噺家ほどしっかり来ないし
上方はたちぎれ線香、一文笛、幸助餅みたいなこっちが本場の噺を誇りにすれば良い >>507
江戸輸入の「井戸の茶碗」なんかやる人が多くなったけどこれはどう? 大道芸からの派生の上方落語は
大声と羽目ものと大袈裟な仕草が肝だからね
座敷芸で微妙なニュアンスを演じ分ける江戸落語を演じきる技量の習熟は無理だ 上方と江戸は違う価値観で回っているんだから、どちらかの物差しでもう片方も測ろうというのがそもそもの間違い 永六輔が米朝から朝丸を預かり弟子として引き受けて
新宿西口地下のフォーク集会で落語をやらせたのは
上方の噺家とはこういうものだと教訓を与える手段だったのかも知れない >>508
上方の気質から遠かったはずの武家の美学や度を過ぎた馬鹿正直が
演じ手聴き手双方に受け入れられる時代になったのだと思います >>512
なるほど。そうですね。
「文七元結」も「井戸の茶碗」も悪人が出てこない。
上方落語は悪人とは言いませんが、ずる賢い奴が出てきますものね。 > 上方落語は悪人とは言いませんが、ずる賢い奴が出てきますものね。
そうなんだよね。陰気、陰湿、ケチ、世知辛いというのは代々の京、大阪人気質から来てるんだよね >>515
陰気陰湿ケチ世知辛い
は、大阪というより京都の気質に近いのでは
上方落語のどの演目に、そういうキャラの人が出てくるんですか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています