>>119
浄瑠璃の本文では権太が弥助と絵姿を見比べる場面はなく、
戻りの台詞は「荷物の内に恭しき高位の絵姿弥助が顔に生き写し」となってる
歌舞伎の小道具は人相書っぽいものが大体使われていると思う
他の演目でも人相書を「絵姿」と呼ぶので、そこは別に問題ないし
人相書きなら手配されている維盛=弥助とわかりやすい

なんで若葉の内侍たちの手荷物の中にある「恭しき高位絵姿」が人相書なのかという疑問はあるけど
高位の人の絵だし、夫の絵姿なら人相書きでも手元に置きたいだろうからまぁ…