伝統芸能☆初心者向けの本☆
いわゆる「初心者向けの本」、
その芸能へ興味を持つキッカケとなった本、
初心者が読んでためになる本、
なんかをカキコしてください。
とりあえず、賛否両論あるでしょうが、
三省堂の「ハンドブック」シリーズをあげておきます。
☆「三省堂の「〜ハンドブック」どうよ? 」スレッド
http://cocoa.2ch.net/test/read.cgi?bbs=rakugo&key=981179424&ls=50
今のところ、落語、文楽、歌舞伎、能、狂言と、色々そろっているようですよ。
名鑑とか用語集、ネタや演目のスジを軽く紹介してくれているので、
初心者の私は重宝しています。文楽だと、淡交社「文楽入門〜鑑賞へのいざない〜」
が写真入で面白いと思います。
この本では、文楽界の巨人
(竹本住大夫、鶴澤燕三、吉田玉男)の座談会が読めます。>>3さん
その本私も大好きです。
三業だけでなく、いろんな裏方さんの
仕事ぶりも写真入りで紹介されてますね。
人形師・大江巳之助さんの記事もある!歌舞伎の見得とか、隈取とかを豪華に写真で
解説してくれている本とかありますかね?
ビジュアル系歌舞伎解説本とか。
「歌舞伎ハンドブック」ではいまいち解りづらかったっす。>>4
大江巳之助さんの人形のカシラの写真集、
国立小劇場に売ってましたが、あれは良かったです。
古本屋で芳賀書店「文楽のかしら」池田陽子:著
って言う1974年刊の本を買いました。
これには大江巳之助さんのインタビューがありました。
これにも文楽のカシラがたくさん紹介されていましたよ。>>5
ちょっと古い本だけど講談社の
「歌舞伎 歌舞伎の魅力大辞典」はどう?
見得だったらカラーで6種類、隈取なら8種類
紹介されてるよ。
他にも大道具・小道具や舞台の説明の写真が
てんこ盛り。
私は古本屋で見つけました。>>7
!!!!
おぉ、ありがとうございます!
神保町に行ってきますわ。>>6さん
巳之助さん写真集! 私も大事にしてます。
文雀さんの解説が全部の首についてるんですよね〜。
青い目のカシラや仕掛けのついたカシラなど、
見たことのないものも多くて楽しめました。「歌舞伎の魅力大辞典」は古い分、今は亡き名優の
写真もたくさんでおもしろいです。
松緑さん、勘三郎さん、先代辰之助……。
玉三郎さんや菊五郎さんも若い!能を見に行こうかと思って今読んでる本は
「能のすすめ」「能のみどころ」@中森晶三
書き方がくだけてるので読みやすい。「ぴあ歌舞伎ワンダーランド」にはむちゃくちゃお世話になった…。
もう絶版らしいけど、惜しいなあ。新しい版が出て欲しかった。
雀右衛門丈の写真集も、女形の着物や拵えがよくわかって良かったっす。
あ、でもこれももう手に入らない?「歌舞伎・ザ・エンターテイメント」塚田圭一 扶桑社文庫 もいいよ。
カラーもあるし、書き口もわかり易い。文庫本だから安いし。
国立劇場には今でも売ってるしね。国立劇場においてある本って、どういう基準で選ばれてるんだろう?
>>19
サンリオって、絶対歌舞伎好きのえらい人がいるよね。>>19
一応、俳優さんの名鑑も載ってるよね。
必ずしも初心者向けとはいえないし、子供も喜ぶとは思えないけど(笑)。
ガイジンとか好きそうな…。
>>20
そうなんですか?創思社「日本舞踊曲集覧」。
やっぱり、歌舞伎や日本舞踊、それと純邦楽は、
浄瑠璃や唄の歌詞が分からないとね。
能の場合は、檜書店の小型の稽古本をすすめます。
(但し観世流の場合。梅若の稽古本も良い。親切)>14
激しく同意。探してます。再発しないかなあ。
あと「染五郎と歌舞伎へ行こう」分かりやすい。
でも染五郎に興味がないとダメかもな。でも一度見てみて。
聞きたかった細かいこととかも親切に解説。>14
たまに、オークションで出てるよ。
3000円以上になってるけど…あれって定価2000円くらいでしょ?
いくらくらいまで出す価値あるのか見たことないからわかんなくって。
3000円は妥当?3000円なら許容範囲だと思う。
街で見掛けたら、買う値段。そうなんだ〜。ってもう終わってました!!
オークション…。無念なり〜。ところで『ザ歌舞伎座』はどうですか。
買うかどうか迷い中。買った人いらっしゃいますか。>>13
玉川大学出版部でした。
(ここって山本東次郎さんとかの本も出てますね)
B6の本で軽くて持ち運びにも便利。
ちょっとごく解説が足らないところがあるような気がするので
ハンドブックあたりと併用するといい感じかも。
探してる人多いのか〜。実家に帰ればまだあるかなあ>ぴあ歌舞伎ワンダーランド
(嫁が持ってきたんでダブったのだ)見つかったらヤフオクに出そうかな。>>28
おっ、ありがとうございます。
中森晶三さんって、テレビでの解説もよかったので
ぜひ読んでみたいです。
でも玉川大学出版部かあ。
見つけられるかな。
そうだ! 伝統芸能本が豊富な本屋さん情報ってどう?
私は新本なら池袋西武のリブロによくお世話になってます。本屋はハズレばかりな自分はよく図書館に行きます。
本屋で扱ってないようなものでも置いてあるのがいいですね。
能楽に興味があるのでそれ関係の本を漁りに本屋に行きますが
能楽の本はあまり置いてないような。
結構大きめの本屋に行っても少ない・・・。
池袋西武ですか、今度漁りに行こうかな。
紀伊国屋とかはどうよ? 多そうな気がするんだけど。『ザ歌舞伎座』
福助さんが隈取のお手本で出てるんだもーん。
あれはあれで素敵だけど、女形さんなのにー。
きれいなところはみんな玉三郎さんが持ってちゃった。>>31
図書館もいいけど、気に入った本はいつでも
そばに置いときたいしね。
やっぱ古本屋かな。
紀伊国屋は新宿2件とも演劇書は充実してますね。
ホール持ってるくらいだし。>>17
>国立劇場においてある本って、どういう基準で選ばれてるんだろう?
もうちょっと種類を増やして欲しいと思う時がある。
もちろん劇場には芝居を観に行くのであって、
本を買いに行くわけじゃないんだけどさ。
ガイジンとか、初めて見に来る人のために、沢山資料が用意されていればと思うのよな。新書館から出てる保っちゃんの本は両方おすすめ。
188のキーワードで解説する「カブキ・ハンドブック」
おなじみの演目の解説が詳しい「カブキ101物語」>>28さん
きょう古本屋で『能のすすめ』買ってきました。
ありがとうー。
知らなかったんだけど、中森晶三さんって
能のおうちに生まれた方ではないんですね。>>40さん
古本屋にありましたか、それはよかった。
ちょっとしたウラ話なんかも読めますし、
理系的な考え方で書かれていたりでなかなか興味深いですよ。
能舞台建設の話なんかも、滅多にないものだから面白い。歌舞伎本で、
初心者向け、というのとはちょっと違うかも知れんが
関容子「花の脇役」「虹の脇役」。
今まで芯の役者しか興味がなかったが、
これを読んで俄然脇とか後見に興味がでてきた。>>42
千弥さんとかが載ってる本だね。
取り上げられてる人、脇役でももうすでに
大物になった人が多いね。
今また出すとしたら芝のぶちゃんとかが
出るのかな。小学館の本が良かった。
「観る前に読んで役立つ歌舞伎鑑賞ガイド」&「中村吉右衛門の歌舞伎ワールド」
それぞれのキャッチコピーもいいし、面白かった!わかりやすくて深い。>>45
きっちえもんさんのって、イヤホンガイドの彼が
書いてるやつでしょ。
手控えてたけど良かったなら買ってみようかな。保育社クォリティ・ブックスで「能・鑑賞のために」
丸岡大二・吉越立雄、読みやすく、コンパクトで初心者向き。
ちょっと薄いのだと、新潮社とんぼの本で「お能の見方」
白州正子・吉越立雄。
あと、今月、講談社学術文庫に入った、ドナルド・キーンの
「能・文楽・歌舞伎」は素晴らしい入門書です。文章も詩的で
古典芸能に興味のある人は図書館でもいいから是非ご一読を。 良スレなので、あげます。
>>45
同意です。
小学館の「歌舞伎鑑賞ガイド」は、ホントの初心者が一冊目に持つのに
いい本だと思います。
コンセプトとしては、イヤホンガイドの解説を本にしたものです。 わー、びっくり。
私と同じこと考えてた人いたんですね。
なんか、うれしい。 >>50さん
オレもビクーリです。(笑)
初心者なんで、このスレ参考にしてます。 >>50
私も同意だYO!
同じ形態でいろんな演目解説してほしい。 >>53
持ってるけど、イマイチ。
みんなが勧めてる入門書のどれかと、保っちゃんの「歌舞伎手帖」
+松竹の「かぶき手帖」を買った方がマシ。
それでも、まだオツリがくる。 図書館で「ぴあ歌舞伎ワンダーランド」みた。どこかに美品ないかえ?
玉もカンクもわっかーい。
リニューアル発行もしてほしいぞー。 CD-ROMの歌舞伎エンサイクロペディアってどうよ 淡交ムックって好き。「義経千本桜」 編集:河竹登志夫 編集:金森和子
「歌舞伎入門 鑑賞のいざない」監修:織田絋二 淡交社 各2500円
筑摩書房からこないだ出た「大江戸歌舞伎はこんなもの」橋本治。
最高です。
目から鱗が落ちます。 私も書店に並んだとき早速買って読みました、
『大江戸歌舞伎はこんなもの』。
長いこと、橋本さんに歌舞伎の本を書いてほしいと
心から願っていた者としては、
「ううむ、舌足らずだ もっと長いもの書かせてあげたい」
と思いましたが、きっと売れないと踏んだんでしょうね。
かつての中央公論社みたいに好きなだけ書かせてあげられる
場所はないのかな、橋本歌舞伎論・・・。
初心者に関わらず、歌舞伎ファンには是非読んでほしい一冊。
あと、服部幸雄さんの『大いなる小屋』もおすすめ。
こちらは平凡社同時代ライブラリーです。 はろーきてぃの歌舞伎に行こう!がパワーアップして
はろーきてぃの歌舞伎と日本舞踊になってた…
初心者向けかな?これ… 『歌舞伎のデザイン』
貧しい私にはやや高かったが(\2800)
うっとりしながら見てる。ズリネタ(w こんぴら歌舞伎に行きたいのですが、このチケットは
役者の後援会に入ると手に入るのでしょうか。それとも
旅行社のツアーに申し込まないと見ることができないで
しょうか。 ぴあ歌舞伎〜見てみたいな。
結構古い本ですか?
東京ならどの辺にありそうでしょう? 昨日、駅前の本屋行ったんです、本屋。
そしたらなんか本がめちゃくちゃいっぱいで目移りするんです。
で、よく見たらなんか平積みされてて、『痛快!歌舞伎学(小山観翁 著)』とか書いてあるんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、歌舞伎如きで普段出してない若者向けの本出してんじゃねーよ、ボケが。
「初心者ファンのガングロ茶髪ギャルを相手に〜」だよ、ガングロギャル。カンクロかと思った。
なんか表紙に隈取りした若者の絵とかもあるし。若者4人で吉野山か。おめでてーな。
よーしボク助六にしちゃうぞー、とか言ってるぽいの。もう見てらんない。
お前な、イヤホンガイド聴くからそんな本出すなと。
歌舞伎本ってのはな、もっと殺伐としてるべきなんだよ。
発売されたあと売れなくていつ絶版にされてもおかしくない、
しまいにゃ古本屋でしか見かけない、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。ミーハー女は、すっこんでろ。
で、やっと内容を見たら、半分くらい『ストップ!ひばりくん』の引用なんです。そこでまたぶちぎれですよ。
あのな、江口寿史なんてきょうび流行んねーんだよ。ボケが。
得意げな顔して何が、「耕作〜(はぁと)」、だ。
お前は本当に歌舞伎を解説したいのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、単に『ひばりくん』のファンなだけちゃうんかと。
まあお前、小山は、『ハローキティの歌舞伎ガイド』でも読んでなさいってこった。
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=4-7976-7039-8&mode=1 いいじゃん、この板では珍しい吉野屋だ。
てか、この本のほうがヒくな・・・小山姦王イタタタタ。 つーかさ、なんで今更「ひばりくん」?
見たけどさ、舞台写真も何枚かあるのにヒバリのほうがスペース多いんでやんの。
ヒバリなかったら買ったかもしれない。 ひばりくんの本、図書館で借りた。去年1年の舞台写真がいいね。
でもさ、本の開き方が逆っぽくない?ちょっと読み辛かった。 今の日本の伝統芸能がどう発展してきたかの初心者向けの解説書が
ないでしょうか。つまり、
神楽、田楽・猿楽、白拍子、今様、くぐつ、舞楽、密教祈祷、
そして今の、歌舞伎、能楽、雅楽、人形浄瑠璃(文楽)、日本舞踊、京舞、
さらに遊郭でのお茶屋遊びや花魁道中、
お互いが密接に関係しているようで、何がどうつながっているか、
うまく整理できないでいます。
よろしくお願いします。
田楽から茶屋遊びまで広げていて、演芸関係が入ってないのが悲しい... >>89
折口信夫の本を読むと良いと思います。
中央公論から全集が出ていますが、必要な巻だけでも。 主に歌舞伎中心のスレになっているんだろか、ここ?
落語関係が入ってないね…。
今まで出てなかったように思うので、挙げておきます。
桂米朝「落語と私」。
鳴り物や上方特有の小道具「見台・小拍子・膝かくし」
の解説、人情噺・落とし噺などの分類について等々、
わかりやすく書かれています。 >89
はっきりいってそんなものはないよ。
研究者向きの通史だってまともなのないし。
強いて言えば林屋辰三郎の『中世芸能史の研究』が良いよ。 折口信夫は神がかってるとこがあって初心者向けではないよ。
っつーか「折口学」だしなあ。特殊すぎ。
林屋氏の諸著作の方が読みやすいし使えると思う。
亀レス過ぎて89さんは見てないかもしれないが一応マジレス。 >94
でも他にある?ないんだよな。
あれだって問題が多いとは思うけどさ。 >96
そうやなぁ・・・香西精や表章とか・・・。でもこの両者は能楽色が強いなぁ。
言われてみれば・・・総合的に考察した本って、そうないね。 >97
個別研究ではそこそこのものはあるけどな。
古いものになるけど東儀鉄笛の「日本音楽史考」とかは取り扱いに気をつければ
使えるかも。
近世からは記述が無に等しいのが玉に瑕だけど、わりとフォローしている範囲が広い。
入手はめちゃくちゃ困難だけどな(ワラ そこそこのものはあるけどな→いいものもあるけどな ですた。
訂正。「日本音楽史考」も手間かければ入手は可能。
コピーでね。