簡単な話
ソウルミュージック以前にジャズやブルースが混じった黒人ダンスミュージックが人気を博した
これをR&Bと呼んだんだ
どこかの雑誌の編集部が会議を開いてそう名付けた
60年代になるとモータウンに代表される新しい特徴を持った音楽が来て
黒人ポップミュージックシーンを席巻する これをソウルミュージックと呼んだ
R&Bは衰退していく
70年代に入るとファンクが出てくる
そして80年代にはヒップホップが出てくるわけだが
この時点でソウルやファンク、そこから派生したMジャクソンやブラコンみたいな黒人音楽も人気を保っている
そこでそれら非ヒップホップ音楽をヒップホップと区別するために、R&Bと総括した
ここでのR&Bは、かつて、ある一種類の音楽の特性を表現するために作られた冒頭のR&Bとは別の言葉
つまり、R&Bという言葉は二つあるという話