マリポーサの花。
こういう辛気臭い話が好きなので面白かったし、水・彩吹のからみの良さ、
未沙の存在感、が支えていたと思う。
音月も今までより少し抑え目の青年が新鮮。
白羽は水との会話が多くモタモタ感もあるが、終盤の歌からあとは勢いと情熱を感じて
良かったと思う。
ただ、全体に少人数での会話が多く、それがどれも辛気臭いw話が多くて疲れる。
とくにネロとセリアの会話が二人の親密さが進むを描くのだろうが、多くて長いような。
緒月はちょっと前半を重くしてほしいかも。
凰希はもう少し裏がある人らしく人間の幅が欲しい気がした。

全体的には雪組のまとまりを感じたし、芝居としては悪くないが、いわゆるタカラヅカを
期待する人には向かないかもねー。
とは言え、宝塚って色んな芝居を提供するところが良さでもあると思うけど。
いっつもベルバラじゃいやだー。