>>34長いけど、いい加減はダメかと起こしてみた。星組らしく船話。

退団を決意してからの数ヶ月間、私はここで歩んできたこの五年間が
本当に正しかったのかどうかよく考えていました。
そんなときこんな言葉に出会いました。船はこの広い海の中、何の目
印も無く、潮に流されながら進んでいる。真っ直ぐ進んでいるかどう
か確かめるとき、その船の後ろを振り返って船が残した泡が真っ直ぐ
に伸びているかどうかで確かめるそうです。
遥奈瞳という船は実際、真っ白な泡が真っ直ぐ伸びていたかどうかは
未だに自分でもわかりません。ですが、今こうしてたくさんの人に支
えられて新たな船出をしようとしていることは事実です。支えてくだ
さったスタッフの皆様、諸先生方、上級生の方々、下級生、そしてか
けがえのない同期、応援してくださった総ての皆様に感謝の気持ちを
込めて本当にありがとうございました。