博多座は曲のテンポが大劇の倍、東京の3倍くらい超スローペースで進む。
目まぐるしく変わる舞台装置は同じだが、台詞に間が取れる分
キルヒアイスが撃たれる場面は情感溢れるラインハルトに変った。

皇帝に先立たれ、姉に見捨てられ、キルヒアイスの死に裏切られ、
ラインハルトの絶望的な孤独感が、せめて宇宙くらい手に入れてやる。
という最後のシーンに繋がって作品としてよかった。