退団3年以上のスレ3 [無断転載禁止]©2ch.net

**旭=2000** · 2016/03/21(月) 06:57:59.35

退団3年以上のOGを語りましょう

※前スレ
退団3年以上のスレ [無断転載禁止]
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/siki/1452764435/
退団3年以上のスレ2 [無断転載禁止] [無断転載禁止]
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/siki/1455266303/

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/13(月) 22:25:06.24

>>75
月組

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/13(月) 23:08:55.53

見たいので寄ってみました。京にいますうちは不遇なようでしたが、
今の住居などはすばらしいもので、何といっても地方長官をしていますうちに

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/13(月) 23:12:55.40

財産ができていたのですから、生涯の生活に事を欠かない準備は十分にしておいて、
そして一方では仏弟子として感心に修行も積んでいるようです。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/13(月) 23:16:47.05

あの人だけは入道してから真価が現われた人のように見受けます」
｢その娘というのはどんな娘」

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/13(月) 23:42:43.89

>>75
10期違うのに月組時代仲良しだったらしい
ノエールが花組へ組替え決まった時にノンちゃん泣きすぎて
退団のうわさが出たほど

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/14(火) 00:07:48.15

「まず無難な人らしゅうございます。あのあとの代々の長官が特に敬意を
表して求婚するのですが、入道は決して承知いたしません。自分の一生は

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/14(火) 00:14:37.70

不遇だったのだから、娘の未来だけはこうありたいという理想を持っている。
自分が死んで実現が困難になり、自分の希望しない結婚でもしなければ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/14(火) 23:08:55.76

思い出した、のえーる退団の動画にのんちゃんが映ってたのを
後に先に走り回って、写真撮りまくってた
お見送りのファンの間でヒソヒソ声が広がっていくのが面白かったよ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/14(火) 23:41:10.53

ならなくなった時には、海へ身を投げてしまえと遺言をしているそうです」
源氏はこの話の播磨の海べの変わり者の入道の娘がおもしろく思えた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/14(火) 23:44:42.49

「竜宮の王様のお后になるんだね。自尊心の強いったらないね。困り者だ」
などと冷評する者があって人々は笑っていた。話をした良清は現在の播磨守の息子で

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/15(水) 08:13:57.17

のえーるとのんちゃんそんなに仲よかったんだね
今度のイベントちょっと行ってみたいけど厳しいだろうな
スカステで放送ないかなw

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/15(水) 23:29:10.01

さきには六位の蔵人をしていたが、位が一階上がって役から離れた男である。
ほかの者は、「好色な男なのだから、その入道の遺言を破りうる自信を持っているのだろう。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/15(水) 23:33:25.91

それでよく訪問に行ったりするのだよ」とも言っていた。「でもどうかね、
どんなに美しい娘だといわれていても、やはり田舎者らしかろうよ。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/06/18(土) 00:32:17.58

ぜひ特別ゲストにハリーをｗ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/18(木) 23:29:45.90

エリザガラコン、トート役以外は誰が出るかな
出演者は元トップ中心なんだっけ？

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/20(土) 13:20:36.90

690 : 名無しさん＠花束いっぱい。2016/06/14(火) 21:49:24.60 ID:bL8h2qme
一路麻路水花總大鳥蘭乃
高嶺稔初風湖月霧矢朝海出雲

前にエリザスレで貼られてた。ズンちゃんが出るからこれも嘘なのかも

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/20(土) 17:14:24.44

あさこも出るからガセ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/20(土) 17:25:00.75

〆が出る噂あり

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/20(土) 22:01:05.33

「ここへ来ていらっしゃるのはどなたなんですか、その方たちと自分とが因縁のあるというような夢を
私は前に見たのですが、なんだか今日こちらへ伺って謎の糸口を得た気がします」

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/20(土) 22:01:48.47

と源氏が言うと、「突然な夢のお話ですね。
それがだれであるかをお聞きになっても興がおさめになるだけでございましょう。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/20(土) 22:04:20.89

ございましょう。前の按察使大納言はもうずっと早く亡くなったのでございますからご存じはありますまい。
その夫人が私の姉です。未亡人になってから尼になりまして、それがこのごろ病気なものですから

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/20(土) 22:04:53.56

私が山にこもったきりになっているので心細がってこちらへ来ているのです」
僧都の答えはこうだった。「その大納言にお嬢さんがおありになるということでしたが、それはどうなすったのですか。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/20(土) 22:05:32.02

私は好色から伺うのじゃありません、まじめにお尋ね申し上げるのです」
少女は大納言の遺子であろうと想像して源氏が言うと、「ただ一人娘がございました。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/21(日) 00:57:40.05

〆さんはもう勘弁してくれ
贔屓が出るとして〆トートとの組み合わせだったら辛い

>>91のメンバーだと出雲水霧矢蘭乃が初参加？
タキさんときりやんは出てほしいな
らんはなはどっちでもいいやw

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/21(日) 01:21:28.32

亡くなりましてもう十年余りになりますでしょうか、大納言は宮中へ入れたいように申して、
非常に大事にして育てていたのですがそのままで死にますし、未亡人が一人で育てていますうちに

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/21(日) 01:22:02.93

だれがお手引きをしたのか兵部卿の宮が通っていらっしゃるようになりまして、
それを宮の御本妻はなかなか権力のある夫人で、やかましくお言いになって

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/21(日) 01:22:50.06

私の姪はそんなことからいろいろ苦労が多くて、物思いばかりをしたあげく亡くなりました。
物思いで病気が出るものであることを私は姪を見てよくわかりました」

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/21(日) 01:23:36.37

などと僧都は語った。それではあの少女は昔の按察使大納言の姫君と
兵部卿の宮の間にできた子であるに違いないと源氏は悟ったのである。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/21(日) 01:24:51.40

藤壼の宮の兄君の子であるがためにその人に似ているのであろうと思うといっそう心の惹かれるのを覚えた。
身分のきわめてよいのがうれしい、愛する者を信じようとせずに疑いの多い女でなく

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/21(日) 01:27:21.32

無邪気な子供を、自分が未来の妻として教養を与えていくことは楽しいことであろう、
それを直ちに実行したいという心に源氏はなった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/29(月) 22:38:49.59

サボりすぎwww

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/29(月) 23:08:59.99

ひとりで源氏もどきをここで続けていろ
よそに顔だすんじゃない

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/08/30(火) 01:57:10.14

相変わらずあれてるな
今日オサイベント出るね

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/11(日) 23:27:11.75

源氏さん症状が悪化して入院しちゃったみたいで～す
わーいわーい
また皆んなでお話ししましょう～

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 12:31:27.59

エリザガラコンのチケって上級生会は取次あるの？
うちの会はないんだけど

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 12:32:23.91

おさもう仕事復帰してるのすごいな
出産なんて若くても大変なのに

連打ごめん

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 22:01:27.67

エリザガラコン
音月桂ちゃん「フランケンシュタイン」のミュージカルと被ってる～！
柚希礼音ちゃん「お気に召すまま」と被ってる～！残念！！

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 23:06:57.81

キムはともかくちえはエリザ出てないからね
そもそも3年以内OGだからスレチだし

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 23:48:05.43

まだまだとても幼稚なものでございますから、仮にもお手もとへなど迎えていただけるものではありません。
まあ女というものは良人のよい指導を得て一人前になるものなのですから

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 23:49:57.56

あながち早過ぎるお話とも何とも私は申されません。子供の祖母と相談をいたしましてお返辞をするといたしましょう」
こんなふうにてきぱき言う人が僧形の厳めしい人であるだけ、若い源氏には恥ずかしくて、望んでいることをなお続けて言うことができなかった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 23:50:54.48

「阿弥陀様がいらっしゃる堂で用事のある時刻になりました。初夜の勤めがまだしてございません。済ませましてまた」
こう言って僧都は御堂のほうへ行った。病後の源氏は気分もすぐれなかった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 23:51:41.83

雨がすこし降り冷ややかな山風が吹いてそのころから滝の音も強くなったように聞かれた。
そしてやや眠そうな読経の声が絶え絶えに響いてくる、こうした山の夜はどんな人にも物悲しく寂しいものであるが

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/12(月) 23:53:15.39

まして源氏はいろいろな思いに悩んでいて、眠ることはできないのであった。
初夜だと言ったが実際はその時刻よりも更けていた。奥のほうの室にいる人たちも起きたままでいるのが気配で知れていた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/13(火) 00:23:47.66

おかえり源氏

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/13(火) 00:25:05.18

源氏さん退院してきちゃったのね
一時退院だよね？

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 01:51:15.65

「それでも冷淡なお扱いをするとお思いになるでございましょうから」と言って、人々は尼君の出るのを勧めた。
「そうだね、若い人こそ困るだろうが私など、まあよい。丁寧に言っていらっしゃるのだから」尼君は出て行った。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 01:52:29.12

「出来心的な軽率な相談を持ちかける者だとお思いになるのがかえって当然なような、こんな時に申し上げるのは私のために不利なんですが、
誠意をもってお話しいたそうとしておりますことは仏様がご存じでしょう」

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 01:53:42.69

と源氏は言ったが、相当な年配の貴女が静かに前にいることを思うと急に希望の件が持ち出されないのである。
「思いがけぬ所で、お泊まり合わせになりました。あなた様から御相談を承りますのを前生に根を置いていないこととどうして思えましょう」と尼君は言った。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 01:54:44.76

「お母様をお亡くしになりましたお気の毒な女王さんを、お母様の代わりとして私へお預けくださいませんでしょうか。
私も早く母や祖母に別れたものですから、私もじっと落ち着いた気持ちもなく今日に至りました。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 01:55:56.47

女王さんも同じような御境遇なんですから、私たちが将来結婚することを今から許して置いていただきたいと、
私はこんなことを前から御相談したかったので、今は悪くおとりになるかもしれない時である、折りがよろしくないと思いながら申し上げてみます」

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 01:56:57.43

「それは非常にうれしいお話でございますが、何か話をまちがえて聞いておいでになるのではないかと思いますと、
どうお返辞を申し上げてよいかに迷います。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 01:58:09.48

私のような者一人をたよりにしております子供が一人おりますが、まだごく幼稚なもので、どんなに寛大なお心ででも、
将来の奥様にお擬しになることは無理でございますから、私のほうで御相談に乗せていただきようもございません」と尼君は言うのである。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 01:58:55.18

「私は何もかも存じております。そんな年齢の差などはお考えにならずに、
私がどれほどそうなるのを望むかという熱心の度を御覧ください」

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 02:00:01.21

源氏がこんなに言っても、尼君のほうでは女王の幼齢なことを知らないでいるのだと思う先入見があって
源氏の希望を問題にしようとはしない。僧都が源氏の部屋のほうへ来るらしいのを機会に

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 02:00:57.55

「まあよろしいです。御相談にもう取りかかったのですから、私は実現を期します」
と言って、源氏は屏風をもとのように直して去った。もう明け方になっていた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/14(水) 16:50:17.84

あげ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/18(日) 06:06:49.36

源氏サボるなここで書き続けてろ
よそのスレにふらふら行くんじゃない

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/26(月) 07:49:34.73

なにサボってんだ書き続けろや

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/27(火) 20:55:07.79

宝塚OGキレイの秘密
表紙のねね化粧が微妙
テル綺麗なんだけどなんか暗い雰囲気
あゆ可愛い
キムさすがのオーラ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/27(火) 23:07:50.06

法華の三昧を行なう堂の尊い懺法の声が山おろしの音に混じり、滝がそれらと和する響きを作っているのである。
吹き迷ふ深山おろしに夢さめて涙催す滝の音かなこれは源氏の作。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/27(火) 23:08:58.37

「さしぐみに袖濡らしける山水にすめる心は騒ぎやはするもう馴れ切ったものですよ」と僧都は答えた。
夜明けの空は十二分に霞んで、山の鳥声がどこで啼くとなしに多く聞こえてきた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/27(火) 23:10:11.09

都人には名のわかりにくい木や草の花が多く咲き多く地に散っていた。
こんな深山の錦の上へ鹿が出て来たりするのも珍しいながめで、源氏は病苦からまったく解放されたのである。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/27(火) 23:11:59.92

聖人は動くことも容易でない老体であったが、源氏のために僧都の坊へ来て護身の法を行なったりしていた。
嗄々な所々が消えるような声で経を読んでいるのが身にしみもし、尊くも思われた。経は陀羅尼である。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/27(火) 23:13:30.21

京から源氏の迎えの一行が山へ着いて、病気の全快された喜びが述べられ、御所のお使いも来た。
僧都は珍客のためによい菓子を種々作らせ、渓間へまでも珍しい料理の材料を求めに人を出して饗応に骨を折った。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/27(火) 23:56:37.00

源氏おかえりw

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/28(水) 07:25:16.43

高畑淳子“チケットキャンセル”続出！バカ息子擁護で舞台降板の危機
http://wjn.jp/article/detail/9056929/

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/28(水) 07:54:16.30

わたるが心配だ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/28(水) 23:48:10.41

「まだ今年じゅうは山籠りのお誓いがしてあって、お帰りの際に京までお送りしたいのができませんから、
かえって御訪問が恨めしく思われるかもしれません」などと言いながら僧都は源氏に酒をすすめた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/28(水) 23:49:08.36

「山の風景に十分愛着を感じているのですが、陛下に御心配をおかけ申すのももったいないことですから、
またもう一度、この花の咲いているうちに参りましょう、宮人に行きて語らん山ざくら風よりさきに来ても見るべく」

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/09/28(水) 23:50:10.03

歌の発声も態度もみごとな源氏であった、僧都が、優曇華の花まち得たるここちして深山桜に目こそ移らねと言うと源氏は微笑しながら、
「長い間にまれに一度咲くという花は御覧になることが困難でしょう。私とは違います」と言っていた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/10/09(日) 20:22:27.42

あさことゆうひ一緒にトークショーとかするんだね
あんまり仲良くなさそうなのにw
お互いの舞台観に行ったりしてないよね

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/10/09(日) 23:46:36.99

巌窟の聖人は酒杯を得て、奥山の松の戸ぼそを稀に開けてまだ見ぬ花の顔を見るかな
と言って泣きながら源氏をながめていた。聖人は源氏を護る法のこめられてある独鈷を献上した。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/10/09(日) 23:49:22.52

それを見て僧都は聖徳太子が百済の国からお得になった金剛子の数珠に宝玉の飾りのついたのを、
その当時のいかにも日本の物らしくない箱に入れたままで薄物の袋に包んだのを五葉の木の枝につけた物と

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/10/09(日) 23:51:07.28

紺瑠璃などの宝石の壼へ薬を詰めた幾個かを藤や桜の枝につけた物と、山寺の僧都の贈り物らしい物を出した。
源氏は巌窟の聖人をはじめとして、上の寺で経を読んだ僧たちへの布施の品々

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/10/09(日) 23:52:16.94

料理の詰め合わせなどを京へ取りにやってあったので、それらが届いた時、
山の仕事をする下級労働者までが皆相当な贈り物を受けたのである。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/10/09(日) 23:53:25.57

なお僧都の堂で誦経をしてもらうための寄進もして、山を源氏の立って行く前に、
僧都は姉の所に行って源氏から頼まれた話を取り次ぎしたが

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/10/28(金) 01:32:10.85

>>146音校時代に他の同期生が自主レッスン？に励む中、2人だけ寮で休んでた
みたいな話をどっかで見たことがあるｗ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/11/15(火) 18:40:15.71

test

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/11/29(火) 09:58:24.48

もうすぐガラコン始まるね
あやかシシィ楽しみだなー
ビジュアル心配だけど

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/11/29(火) 23:15:30.13

今の

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/11/29(火) 23:20:43.02

「今のところでは何ともお返辞の申しようがありません。御縁がもしありましたならもう四、五年して改めておっしゃってくだすったら」
と尼君は言うだけだった。源氏は前夜聞いたのと同じような返辞を僧都から伝えられて自身の気持ちの理解されないことを歎いた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/11/29(火) 23:21:50.32

手紙を僧都の召使の小童に持たせてやった。夕まぐれほのかに花の色を見て今朝は霞の立ちぞわづらふという歌である。
返歌は、まことにや花のほとりは立ち憂きと霞むる空のけしきをも見んこうだった。貴女らしい品のよい手で飾りけなしに書いてあった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/11/29(火) 23:23:22.13

ちょうど源氏が車に乗ろうとするころに、左大臣家から、どこへ行くともなく源氏が京を出かけて行ったので、
その迎えとして家司の人々や、子息たちなどがおおぜい出て来た。頭中将、左中弁またそのほかの公達もいっしょに来たのである。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/11/29(火) 23:26:16.96

「こうした御旅行などにはぜひお供をしようと思っていますのに、お知らせがなくて」
などと恨んで、「美しい花の下で遊ぶ時間が許されないですぐにお帰りのお供をするのは惜しくてならないことですね」

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/11/29(火) 23:27:46.18

とも言っていた。岩の横の青い苔の上に新しく来た公達は並んで、また酒盛りが始められたのである。
前に流れた滝も情趣のある場所だった。頭中将は懐に入れてきた笛を出して吹き澄ましていた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 15:14:20.69

あさことゆうひは音校時代から仲良いけど、
あさこトップゆうひ３番手になった時に、お互いに気を遣いすぎて少々ぎくしゃく
でも今でも誕生日にはおめでとうメールがくるようだ

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 19:10:51.88

同期でトップと3番手なんてギクシャクしない方が無理だよなあ
間に挟まれたきりやんもしんどそうw

**名無しさん** · 2016/12/04(日) 19:16:27.53

>>162
そうだとおもう

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:07:48.91

どの天皇様の御代であったか、女御とか更衣とかいわれる後宮がおおぜいいた中に、最上の貴族出身ではないが深い御愛寵を得ている人があった。
最初から自分こそはという自信と、親兄弟の勢力に恃む所があって宮中にはいった女御たちからは失敬な女としてねたまれた。
その人と同等、もしくはそれより地位の低い更衣たちはまして嫉妬の焔を燃やさないわけもなかった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:08:48.02

夜の御殿の宿直所から退る朝、続いてその人ばかりが召される夜、目に見耳に聞いて口惜しがらせた恨みのせいもあったかからだが弱くなって、心細くなった更衣は多く実家へ下がっていがちということになると、
いよいよ帝はこの人にばかり心をお引かれになるという御様子で、人が何と批評をしようともそれに御遠慮などというものがおできにならない。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:09:18.22

御聖徳を伝える歴史の上にも暗い影の一所残るようなことにもなりかねない状態になった。
高官たちも殿上役人たちも困って、御覚醒になるのを期しながら、当分は見ぬ顔をしていたいという態度をとるほどの御寵愛ぶりであった。
唐の国でもこの種類の寵姫、楊家の女の出現によって乱が醸されたなどと蔭ではいわれる。今やこの女性が一天下の煩いだとされるに至った。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:12:38.89

馬嵬の駅がいつ再現されるかもしれぬ。その人にとっては堪えがたいような苦しい雰囲気の中でも、ただ深い御愛情だけをたよりにして暮らしていた。
父の大納言はもう故人であった。母の未亡人が生まれのよい見識のある女で、わが娘を現代に勢カのある派手な家の娘たちにひけをとらせないよき保護者たりえた。
それでも大官の後援者を持たぬ更衣は、何かの場合にいつも心細い思いをするようだった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:13:34.40

前生の縁が深かったか、またもないような美しい皇子までがこの人からお生まれになった。寵姫を母とした御子を早く御覧になりたい思召しから、正規の日数が立つとすぐに更衣母子を宮中へお招きになった。小皇子はいかなる美なるものよりも美しいお顔をしておいでになった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:14:45.07

帝の第一皇子は右大臣の娘の女御からお生まれになって、重い外戚が背景になっていて、疑いもない未来の皇太子として世の人は尊敬をささげているが、第二の皇子の美貌にならぶことがおできにならぬため、それは皇家の長子として大事にあそばされ、これは御自身の愛子として非常に大事がっておいでになった。更衣は初めから普通の朝廷の女官として奉仕するほどの軽い身分ではなかった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:16:27.89

ただお愛しになるあまりに、その人自身は最高の貴女と言ってよいほどのりっぱな女ではあったが、始終おそばへお置きになろうとして、殿上で音楽その他のお催し事をあそばす際には、だれよりもまず先にこの人を常の御殿へお呼びになり、
またある時はお引き留めになって更衣が夜の御殿から朝の退出ができずそのまま昼も侍しているようなことになったりして、やや軽いふうにも見られたのが、皇子のお生まれになって以後目に立って重々しくお扱いになったから、東宮にもどうかすればこの皇子をお立てになるかもしれぬと、第一の皇子の御生母の女御は疑いを持っていた。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:17:08.72

この人は帝の最もお若い時に入内した最初の女御であった。この女御がする批難と恨み言だけは無関心にしておいでになれなかった。この女御へ済まないという気も十分に持っておいでになった。
帝の深い愛を信じながらも、悪く言う者と、何かの欠点を捜し出そうとする者ばかりの宮中に、病身な、そして無カな家を背景としている心細い更衣は、愛されれば愛されるほど苦しみがふえるふうであった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:17:57.22

住んでいる御殿は御所の中の東北の隅のような桐壼であった。幾つかの女御や更衣たちの御殿の廊を通い路にして帝がしばしばそこへおいでになり、宿直をする更衣が上がり下がりして行く桐壼であったから、始終ながめていねばならぬ御殿の住人たちの恨みが量んでいくのも道理と言わねばならない。
召されることがあまり続くころは、打ち橋とか通い廊下のある戸口とかに意地の悪い仕掛けがされて、送り迎えをする女房たちの着物の裾が一度でいたんでしまうようなことがあったりする。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/04(日) 21:18:45.44

またある時はどうしてもそこを通らねばならぬ廊下の戸に錠がさされてあったり、そこが通れねばこちらを行くはずの御殿の人どうしが言い合わせて、桐壼の更衣の通り路をなくして辱しめるようなことなどもしばしばあった。
数え切れぬほどの苦しみを受けて、更衣が心をめいらせているのを御覧になると帝はいっそう憐れを多くお加えになって、清涼殿に続いた後涼殿に住んでいた更衣をほかへお移しになって桐壼の更衣へ休息室としてお与えになった。移された人の恨みはどの後宮よりもまた深くなった。

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/10(土) 14:48:55.59

もうまとぶの相棒は見られなくなるのかな・・・

**名無しさん＠花束いっぱい。** · 2016/12/10(土) 15:15:51.35

第二の皇子が三歳におなりになった時に袴着の式が行なわれた。前にあった第一の皇子のその式に劣らぬような派手な準傭の費用が宮廷から支出された。それにつけても世問はいろいろ
に批評をしたが、成長されるこの皇子の美貌と聡明さとが類のないものであったから、だれも皇子を悪く思うことはできなかった。有識者はこの天才的な美しい小皇子を見て、こんな人も人間世界に生まれてくるものかと皆驚いていた。