>>402
ある花の国に、一寸ほどしかない王子様がいました。
名前は紅王子といい、花の国見廻組のリーダーでもありました。
ある日、紅王子は、ムラに行くことにしました。
王様とお妃ははたいそう心配しましたが、紅王子は花びらに乗って武庫川を下って行きました。

ちょうどそこへ、蓮の葉の上で結婚式を無理やりあげさせられようとしている可愛らしい小さな姫君を見つけました。
紅王子は一目惚れしてしまいました。
よく見ると、新郎は花の国見廻組の部下、一番隊隊長みやガエルではありませんか。