浅利さんが言っていたように、スターが存在しない劇団に客を呼び込むには、よい台本をつくること、よい作品をつくること。
そして作品を忠実にお客様に届けること。
だから四季はここまで育った。
他の劇場でキャストも分からないのにチケットを買うなんてことがあるだろうか?
いかに浅利さんがいい台本、作品を作ってきたのかが今になってよくわかる。
こんなふうに作品が崩れていけば四季の行末は想像できる。