[2019年5月23日]
新人公演初主演、102期生で一番乗り/彩海せら
https://www.nikkansports.com/entertainment/column/takarazuka/news/201905230000220.html

新人公演は4年目のホープ彩海(あやみ)せらが初主演する。
宝塚が6月18日、東京は8月8日。
今春4年目に入ったばかり。
新人公演初主演の彩海せらは、102期生で主演一番乗り。
「とっても驚きました」。
1年目から新人公演で役がつき順調にステップアップ。
だが
「毎回、必死だったので、急にポンと(主演が)きちゃったような感じ」
と照れる。
元雪組トップ音月桂主演の「JIN−仁−」をDVDで鑑賞して以来、
日本物にもあこがれていた。
「地元のミュージカル・スクールに通っていて、
 そこの先生がぜひ−ということで、
 見に行き、こんな世界があったんだ! と。
 ただただ、感動し、DVDでも見るように…」
女優、アイドルも輩出したスクールの主宰はOG。
小学1年で加入。定期公演があり、バレエ発表の場も。
中学2年時に宝塚を目指し本格レッスンを始めた。
「声楽はもともとやっていて、
 バレエは受験を決めてから始めました。
 歌と芝居が好きで、ダンスを一番、頑張りたいです」。
柔らかでフェアリー系ルックスの男役。
「笑顔と歌声が好き」という、あこがれの音月をほうふつとさせる。

「最初は『男役をする』ことに食らいついて。
 やっと、男役を楽しいと思えるように。
 まだ(方向性は)固まっていないけれど、
 公演のたびにいただく、いろいろな役にも助けられながら、探していけたら」