望海風斗
「まねできない伝統を伝えたい」=宝塚歌劇雪組公演
「壬生義士伝」で主演
ttps://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190526-00000025-jij-ent

宝塚歌劇雪組公演の幕末ロマン「壬生義士伝」
(原作・浅田次郎氏)が、
宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)で31日に開幕する。
東北・南部藩出身の新選組隊士、
吉村貫一郎を演じるのは雪組トップの望海風斗。
「大きいことを成し遂げたわけではないかもしれないけれど、
 人の心の中に何かを残したから、亡くなった後も
 (他人の心の中で)生き続けているのではないか」と、
役どころについて思いを巡らせる。

吉村は実直な人柄で、新選組でもトップクラスの剣の使い手。
故郷の家族に送金するため剣を振るい、人を斬り続ける。
演じる上では盛岡弁が難しいそうで、
望海は
「どこが『がんす』で、どこが『ござんす』なのか、
 違いが分からなくて。
 相手によってどう使い分けているのか、語尾の違いを考えたい」
と話す。

同じ原作の映画版で中井貴一、
テレビドラマ版では渡辺謙が吉村を演じたが、
全く異なる印象を受けたという。
「演じている方が偉大すぎて、同じものをやる感覚ではない。
 ちゃんと原作を読んで、一つの新しい作品を作りたい」。