オペラ座の怪人をこれまで7回しか観劇していないのにまた私見を書いたらこの新参者が偉そうにという声が
出そうだが、それでも自由に書けるのがこういう掲示板のいいところだろう。自分が観たファントム・クリスの
組み合せは、名古屋(高井・久保、芝・久保)横浜(佐野・山本、高井・山本)、広島(村・苫田)京都(佐野・岩城)、
東京(佐野・海沼)。演じる者が違えば当然、ストーリー(演出変わったとからしいが)は同じはずなのにだいぶ
観た感じが違うのは確かであった。何がよかったかはそれはすべて自分の主観がすべて。ちゃんとチケット代を払って
いるのは自分なのだから自分が1番正しいということで間違いないはず。でもそれは他人を不快にさせるかもしれないのが、
こういう掲示板では難しいところでもあるのだろうなあ。最初観た時はストーリーが何がなんだかよくわからなかった。
予習もしない人間なので。でも音楽と踊りと舞台装置の素晴らしさでよかったという感じがあったのでリピート。クリスの
演じ方によってファントム、ラウルのどっちに心を寄せているのか掲示板やツイッターなどに感想が多く見かける。
普通は指輪を返しに来て、そのあとラウルと一緒に楽しそうに船で歌って帰って行くとはなんと非情なことをするなあと
思うかもしれない。まあそういう見方もできるし、観る者、演じる者、いろんな要素によってその感じ方はもしかすると
その日その日によって変わってきたりするのかもしれない。この前久しぶりに見た東京での公演では、指輪を返しに来る行為
の中にファントムに対するいろんなクリスの思いがあったのだろうと感じた。(で、お前、いったい何をつまらんことを長々と
書いているんだとか言われそうか?)