0210名無しさん@花束いっぱい。
2022/01/04(火) 10:40:57.34ID:+/W6YXgS少子高齢化の進展により、近年では高齢層が好む番組ほど世帯視聴率が高くなる傾向にある。そのため、各テレビ局は広告の取引指標を世帯視聴率から個人視聴率に変更し、「コアターゲット」とよばれる消費意欲の高い層を設定することで広告主のニーズに答えようとしている。例として、日本テレビは13〜49歳を“コアターゲット”、フジテレビは13〜49歳を“キー特性”、TBSテレビは13〜59歳を“ファミリーコア”に設定、更に同局は4歳〜49歳を”新ファミリーコア”に設定し重点ターゲットとしていくことを発表しており、これらの世代に向けた番組作りを進めているとされる。キー局以外では、テレビ朝日系列の準キー局である朝日放送テレビ(ABCテレビ・大阪府)は2019年から49歳以下をターゲットとする独自指標の“U49”を設定し、U49における視聴率が低い長寿番組の打ち切りを行うなど、新たな基準による番組編成を進めている。
一方でテレビ朝日はアクティブシニア層が含まれる50歳以上が日本における総人口の半分以上を占めている現状を踏まえ、引き続き全年齢層をターゲットとした編成や番組作りに取り組むと明言しており、他の在京キー局3社を始め、系列局であるABCテレビの戦略とは一線を画している