たばこ9社の不正認める 米連邦地裁判決

米司法省が大手たばこ会社9社を相手取り、健康被害の情報を意図的に隠したり操作したりして消費者を欺いたとして、
反たばこキャンペーンに計140億ドル(約1兆6000億円)の拠出を求めた訴訟で、
ワシントンの連邦地裁は17日、たばこ各社側の不正を認める判決を言い渡した。

地裁判事は「たばこが病気、苦痛、死を招くことを社内で認めながら、
被告は公的にはこれを否定、ゆがめ、何十年もの間、健康の危険を最小限にみせた」と認定した。
研究結果を隠し、書類を破棄し、ニコチン値を操作したとも述べた。

http://www.asahi.com/international/update/0818/008.html