ロバート・オーエンは労務管理・経営のオルタナティブを実践した人で、
児童労働の制限、日曜学校、保育所(保育園)の設置、休業中の所得保障、
労働時間の制限などなど、現在からするとまだまだ不完全な内容だったが、
これらを実践して大成功した起業家だった。

エンゲルスによると、彼はその成功による富と名声によって一時は
イギリスばかりかヨーロッパの英雄的存在となった。
マスコミはもちろん、王侯からも讃えられるほどだった。