【社会学者・内藤朝雄の見解】「山形マット死事件」とは?
(1993年1月13日)
山形県新庄市にある、市立明倫中学校の体育館用具置き場で、
同校の1年生の男子生徒、○○○○君(当時13歳)が、ロール状に
巻かれて立っていた体操用マットの中に、頭から逆さに突っ込まれた
形死んでいるのが発見された。死因はマットの圧力による窒息死。
暗くなっても息子が帰宅しなかったことから○○君の両親が同日夜7時
30分頃中学に電話をしたところ、当直(注・内藤文書には当直となってい
るが実は沼田スポーツ少年団の監督者として偶然中学にいた。)
(注、当直の教師が遺体を発見したとされているが、中学校長作成の報告書
には、スポーツ少年団の生徒等と教師が手分けして帰らないという生徒の
家族はが中学までの距離半径200メートルの距離をひとっ走り我が子の
所在を直に確認することはなかった。その中学には、3年生に死亡して
発見された兄が居るが、この兄が一切探索とうに関わりを持っていない。
 内藤朝雄資料によると、警察調書により○君が日常的にいじめに合っていた
等の証言が得られた、これによって○君の死因もいじめによるものとの見方が
された事となっているが、小規模中学で3年生の兄がどのように、弟の
サポートをしていたか、当日の帰りが遅い件で、自宅から2分と懸からず
往復できる距離なのに、何か家族と学校が分断していなかったかが、しっくり
こない状況と受け取れる向きがあったはず。