2000年1月18日、私は新庄市の母の元にいました。
母は、その年の1月4日「転んで胸を打ったので病院に
行ったら何かおかしな事を医者がいう」と電話口で言います。
私は、胸騒ぎがして、直ぐにその時の在住地である徳島から
飛行機を乗り継いで、山形県新庄市に向かいました。
外科医の見立ては、肺がんだということでした。
進行性の癌では無く、腺癌という癌だそうですが「これから
先はどうなりますか?」と訊きました。
「進行すれば腹水がたまり苦しむ」ということでしたので
手術をして貰うことにしました。母は若いときに輸血で
「C型肝炎です」と医師は言いました。私はB型肝炎だ
と聞いていましたが「C型なんだ」と驚きました。