確かに写真については、
実際に未成年が客引きを行っているか確認できていないものを
そうであるように見せたのは問題でした
(仁藤氏は著書で書いたといっていますが、記事の筆者は確認できていません)。
しかし仁藤氏の問題はそこだけとも言ってよいかもしれません。

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さらに気になったのは
(1)未成年と(2)18才未満と(3)JKビジネスで働く女性について、
場合分けを行わないで進む仁藤氏の論理展開である。
実際、彼女がJKビジネスの温床として指摘した『もえなび』も検索してみたところ、
最初に出てきた求人ページは18才から28才が募集年齢で、18才未満は応募禁止となっていた。
(果たしてこれが建前なのか実際なのかは分からないが、
労基法上の有害危険業務などとしての、警察からの摘発リスクを考えれば、
経営者としても18才未満を使いたくないと考えるのは一つの合理的な選択肢である。)
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 と記事では書いていますが、
会見を見る限りそのような個所は確認できませんでした。
仁藤氏は終始女子高生を念頭に話していたと思いますし、
そもそも1と2は場合わけの意味がそれほどあるのか疑わしい。
 『もえなび』の求人情報に関しては、
確認するまでもなく表向きに「18歳以下応募可」などと書くわけがなく、
「18才未満を使いたくない」 云々というのも
実際に摘発があることを考えればあまり説得力がないでしょう。