●『 新・日本の階級社会 』
 橋本健二著、 918円+税、  講談社(2018/01発売)

新自由主義の台頭で日本社会に"格差"が定着した。
非正規労働者層が誕生し、人口の3割が経済的理由から家庭を持つことが
できないという、膨大な貧困層を形成した。
 人々は格差の存在をはっきりと感じ、 豊かな人々は豊かさを、貧しい人々は
貧しさを自覚しながら日々を送る。

豊かさの程度で日本はすでに分断され、「新しい階級社会」が成立している。
最新の調査データが物語る現代日本の現実。