【開会式発煙筒事件】
1992年10月5日に山形県総合運動公園陸上競技場で行われた
秋季大会開会式で、今上天皇が「お言葉」を述べていた際に、過激派組織の
メンバーの男が「天皇訪中反対」「天皇は帰れ」などと叫び、トラックから
ロイヤルボックスにいた天皇にむけて発煙筒を投げつける、という前代未聞の
事件が発生した。発煙筒はトラック内に落ち、幸い天皇に怪我は無かったが、
要人警備体制の不備が露わになり、国内に大きな波紋を広げた後日、警備不備
の責任をとり山形県警の警備部長が辞表を提出した。