津田梅子の思想:  こんな文献もある。
近代化の歪みに挑んだ明治の女性たち、
―津田梅子と石井筆子の異文化受容のパラドックス―
//www.caj1971.com/~kyushu/KCS_04_Shimizu.pdf…

「1883(明治16)年9月30日の手紙父が帰ってきました。思ったより
も早く着いたのです。

朝鮮についてとても興味深くおもしろい話をしてくれました。いくつかの
点では、動物の方がこのような汚い朝鮮人よりましだと思いますし、ある
ところには本当に野蛮な人びとがいるのです。
彼らは衣服や食料はとてもよいのですが、粗末に不潔につくられている
のです。
家は掘っ立て小屋のようだし、妻たちは完全に奴隷か囚人のようです。
寝食や労働のために一つの部屋からでることもせず、下層階級の人びとだけが
日中、日光にあたるくらいのものです。...彼らの習慣は下劣で、何もかもが
汚くそして粗野なのです。
 (後略)