フランスの社会学者E.デュルケムの影響下に、イギリスのA.ラドクリフ=ブラウンやB.マリノフスキーによって基礎がつくられた人類学の一分野。
諸民族、諸社会のなかで、家族、親族、共同体などの社会組織や政治・経済組織、宗教的儀礼など社会構造の分析を実証的に研究する。
文化人類学に比べ、社会的枠組みを文化現象の基盤として重視するのが特徴。