0162It's@名無しさん
2006/05/01(月) 14:20:51・原告は往年のロックバンド、チープ・トリックとオールマン・ブラザーズ・バンド。原告に
よれば、Sony Musicでは音楽ダウンロード販売の売り上げから「コンテナ/パッケージ代」
などを差し引いて、1曲当たり約4.5セントしかアーティストに渡していないという。
AppleのiTunes Music Storeなどを使ったデジタル音楽販売でアーティストに支払われる
取り分が少なすぎるとして、ロックバンドのオールマン・ブラザース・バンドとチープ・トリックが
Sony Musicを提訴した。原告側の弁護を務めるLabaton Sucharow & RudoffとProbstein &
Weinerが4月27日、発表した。
発表によれば、デジタル音楽のダウンロード販売では、音楽パブリッシャーへの支払い分を
差し引いてSony Musicは1曲当たり70セントの売り上げを得ているが、そのうち約30セントが
アーティストに支払われるべきだと原告側は主張。
しかしSony Musicでは、音楽ダウンロード販売をCDやカセットテープと同じ物理製品の
販売として扱い、「コンテナ/パッケージ代」として20%を差し引いたうえ、「オーディオ
ファイル」代としてさらに50%を差し引き、アーティストには1曲当たり約4.5セントしか
支払っていないとされる。
Sony Musicがアーティストに支払うべき金額を払わないのは契約違反であり、多額の
損害を受けたと原告側は訴えており、集団代表訴訟としてほかのアーティストにも
参加を呼び掛けている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0604/29/news002.html