★「デジタル音楽の売り上げ搾取」でアーティストがSony Musicを提訴

・原告は往年のロックバンド、チープ・トリックとオールマン・ブラザーズ・バンド。原告に
 よれば、Sony Musicでは音楽ダウンロード販売の売り上げから「コンテナ/パッケージ代」
 などを差し引いて、1曲当たり約4.5セントしかアーティストに渡していないという。

 AppleのiTunes Music Storeなどを使ったデジタル音楽販売でアーティストに支払われる
 取り分が少なすぎるとして、ロックバンドのオールマン・ブラザース・バンドとチープ・トリックが
 Sony Musicを提訴した。原告側の弁護を務めるLabaton Sucharow & RudoffとProbstein &
  Weinerが4月27日、発表した。

 発表によれば、デジタル音楽のダウンロード販売では、音楽パブリッシャーへの支払い分を
 差し引いてSony Musicは1曲当たり70セントの売り上げを得ているが、そのうち約30セントが
 アーティストに支払われるべきだと原告側は主張。
 しかしSony Musicでは、音楽ダウンロード販売をCDやカセットテープと同じ物理製品の
 販売として扱い、「コンテナ/パッケージ代」として20%を差し引いたうえ、「オーディオ
 ファイル」代としてさらに50%を差し引き、アーティストには1曲当たり約4.5セントしか
 支払っていないとされる。

 Sony Musicがアーティストに支払うべき金額を払わないのは契約違反であり、多額の
 損害を受けたと原告側は訴えており、集団代表訴訟としてほかのアーティストにも
 参加を呼び掛けている。

 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0604/29/news002.html