音質面では、採用されたプレーヤーについて「一世代前の音声圧縮法」とし、競合
プレーヤーは「最近の標準的な圧縮法で音楽の再生にも用いることができ、音質は優
れている」と記している。
 再利用については、採用プレーヤーは「記録方式が独自でパソコンの入出力と互換
がなく、再利用に大きな障害となる」と記述。競合プレーヤーは「パソコンと互換が
あり、デジタルカメラなどのメモリーに利用できる」と優位性を認めた。
 ただ価格は、2600円と3520円で差があり「ぜいたくを言わなければ(使
用)可能だから、文部科学省の英断がない限り2500円程度という予算的な制限か
ら(採用)せざるを得ない」と結論づけている。

 採用されたプレーヤーはソニー製と見られ、テストで受験生から「聞こえづらい」
「雑音が入る」などの苦情があった。導入初年の昨年は457人、今年は381人が
再テストを受けた。


センター試験:リスニング機器、性能劣るのを承知で採用
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070226k0000m040020000c.html