ソニーは製造コストの安い新タイプの太陽電池を開発した。原材料にシリコンを使わない。
半導体技術の代わりに印刷技術の応用で作れ、製造費が現在普及しているシリコン型の
5分の1から10分の1になる見通し。安定性を高め、光を電気に替える変換効率で実用化への
目安とされる10%を達成した。
 開発したのは色素増感太陽電池。この春、スイスの研究者が持つ基本特許が切れた。
次世代太陽電池の最有力候補で、国内外で研究開発が盛ん。ソニーが太陽電池を事業化するか
どうかは未定だが、新技術を武器に新規参入する可能性が出てきた。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20080525AT2G1601524052008.html